国語言葉の意味

「陶酔」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「陶酔」について解説する。

端的に言えば陶酔の意味は「酔うこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

接客業で鍛えられた語学力を持つAYAを呼んだ。一緒に「陶酔」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/AYA

長年接客業で培った「正しい敬語」を武器に、新人教育の経験も豊富なライターAYAが「陶酔」について読み方から使い方、よくある読み間違いも含めて、分かりやすく解説していく。

「陶酔」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

「陶酔」という言葉をご存じでしょうか?「とうすい」と読みます。例えば美を追究し自身に磨きをかけ、自分自身をこよなく愛するナルシストを自己陶酔している人、などと言いますよね。芸能人で考えると色んな人が思い浮かびませんか?そんな「陶酔」という言葉について詳しく解説をしていきます。

それでは早速「陶酔」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「陶酔」の意味は?

「陶酔」には、次のような意味があります。

1.気持ちよく酔うこと。
2.心を奪われてうっとりすること。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「陶酔」

「陶酔」とは「とうすい」と読み、「お酒に酔うこと」「心を奪われてうっとりすること」の2つの意味があります。冒頭で出した例えは、うっとりする方の「陶酔」ですね。ほどよくお酒に酔いうっとりとなる状態を「陶酔境」とも言いますよ。現在はもっぱら「心を奪われる」の意味で用いられますが、「酔」という漢字が入っていることから、元は「お酒に酔う」の意味が主流だったのかもしれません。その辺りも詳しく調べていきましょう。

「陶酔」の語源は?

次に「陶酔」の語源を確認しておきましょう。「陶酔」の「陶」は「段のついた土山・人が陶器を抱えている」の2つの象形から「階段のあるかま場で焼き物を焼く」という意味がありますが、他にも「喜ぶ・気持ちがよくなる」の意味もありますよ。「酔」には「お酒に酔う」の他に「物事に熱中する・心を奪われる」の意味があります。この「気持ちが良くなる」と「心を奪われる」を合わせて、「陶酔」という言葉が成り立っていますよ。

 

 

\次のページで「陶酔陶酔」の使い方・例文」を解説!/

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