

「寝ても覚めても」は、パッと見ただけでも比較的意味が想像しやすい。しかし「寝ても覚めても」は、意味以上に使いどころを覚えるべき言葉だ。
元建築系企業社員、現言葉大好きライターのsasaiを呼んだ。一緒に「リノベーション」の意味や使い方、言い換えなどを見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
寝ていても起きていても。いつも。
出典:Weblio辞書 「寝ても覚めても 意味」
人間は寝ているか起きているか、常にどちらかの状態に属しています。転じて、「いつも」「常に」「ずっと」という意味になるのです。言葉の分類としては慣用句となります。ことわざではないので注意しましょう。
「寝ても覚めても」はややおおげさな言葉?
「寝ても覚めても」の意味合いとしては「いつも」です。しかし、単純に「いつも」というより、「寝ても覚めても」の方がより強調された表現になります。「いつも」と表現すると、「眠っている間は該当しない」「暇さえあればその時に」というイメージを持つ人もいるでしょう。しかし「寝ても覚めても」を使うことで、常に絶え間なくというイメージを伝える事ができます。
「寝ても覚めても」の使い方は?どんな時に使う?
「寝ても覚めても」の例文は以下です。
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