


解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
1 罪をさばくこと。罪に対して判決を下すこと。断獄。
2 斬首の刑。斬罪。うちくび。
出典:goo辞書「断罪 意味」
「断罪」とは罪を裁くことです。判決をくだすことも指します。打ち首の刑をピンポイントで指し示す場合もありますが、これは大昔、処罰=打ち首という概念が広まっていたことから派生していった意味です。
現在は打ち首だけが刑罰というわけではないため、打ち首という意味で「断罪」と表現するケースはまれになっています。そのため一般的に「断罪」という言葉が出てきたときは、単純に「罪を裁くこと」という意味と捉えて良いでしょう。

辞書上の意味を覚えておくことは大切だ。しかし使う際は、伝わりやすさや認知度も含めて言葉を選ぶ必要があるのが、言葉の難しいところだな。
「断罪」の読み方って?
「断罪」の読み方は「だんざい」です。特に難しい所はなく、予備知識なしでも十分読める言葉と言えるでしょう。なお、まれに同じ漢字表記で「たんざい」とも読めます。しかし実際の読み書きの際は「たんざい」と読む例はほとんどないため、「だんざい」としか知らなかったとしても、特別困るようなことにはなりません。
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