国語言葉の意味

「果報者」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学科卒Webライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「果報者」について解説する。

端的に言えば果報者の意味は「幸せ者」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語が好きで日本文学科を卒業したハルを呼んだ。一緒に「果報者」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/ハル

日本語が大好きで日本文学科を卒業。現在は子供が言葉を覚えていく様子を見ながら日本語の奥深さを実感中。多くの人にそのよいところを紹介したいとの思いを込めて丁寧に解説する。

「果報者」の意味や語源・使い方まとめ

image by PIXTA / 22019793

「果報者」という言葉をご存知ですか。結婚式や披露宴などでよく聞く言葉かもしれませんね。どんな意味を持つ言葉でしょうか。それでは早速「果報者」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「果報者」の意味は?

まず初めに、国語辞典で「果報者」の意味を確認してみましょう。「果報者」には、次のような意味があります。

幸せ者。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「果報者」

「果報者」の読み方は「かほうもの」です。古典などでは「かほうじゃ」「かほうしゃ」と読むこともあります。「果報者」とは「幸せ者」の意味です。幸運に恵まれた者のことを表しているのですよ。

また、能狂言に登場する裕福で幸せな長者の称でもあります。めでたさに溢れる脇狂言のシテとして登場することが多く、おおらかさや祝言の気分が求められる難しい役なのだそうですよ。

「果報者」の語源は?

次に「果報者」の語源を確認しておきましょう。

果報」は仏教用語で、前世での行いの結果として現世で受ける吉凶さまざまな報(むく)いのことを表します。これは「因果応報(いんがおうほう)」と深いつながりがあるのです。人はよい行いをすればよい報いがあり、悪い行いをすれば悪い報いがあるとの考え方ですね。仏教でいうところの「因縁(いんねん)」とは、ものが成立する直接的原因とそれを育てる様々な条件のことを言います。この因縁の結果が「果報」なのです。自分の行いは、必ず何らかの形で自分に返ってくるということですね。ですから本来「果報」には、運が悪い意味もよい意味も両方が含まれていました。それがいつしか「果報」は「よい報い、幸運」の意で使われるようになり、それを受ける物を指して「果報者」と言うようになったのです。

\次のページで「「果報者」の使い方・例文」を解説!/

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