国語言葉の意味

「恰幅」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「恰幅」について解説する。

端的に言えば恰幅の意味は「からだつき」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

放送局の制作現場の最前線で10年の経験を積んだsinpeito88を呼んだ。一緒に「恰幅」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/sinpeito88

放送局の現場で10年間、ニュース原稿などを日々執筆。より正確な情報を届けられるよう言葉の探求を続けている。

「恰幅」の意味や使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「恰幅」の意味や使い方を見ていきましょう。

「恰幅」の意味は?

「恰幅」には、次のような意味があります。

肉づきや押し出しから見た、からだの格好や姿。からだつき。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「恰幅」

「恰幅」は「かっぷく」と読みます。「肉付き」や「押し出し」から見た、からだの格好や姿を意味している言葉です。基本的には「恰幅」とくれば「良い」が続きます。「体つきが良い」という意味になるわけですが、これが文脈によって良い方向にも悪い方向にも使われるというのが「恰幅が良い」という言葉です。

つまり、肩幅が広く、大きな筋肉がついたいかにも男らしい、いわゆる「ゴリマッチョ系」の男性のことを「恰幅が良い」というときもあれば、おなかが出ていて、脂肪だらけで太っているような人に対しても、「恰幅が良い」と使うことがあります。本来の意味で言えば、前者のみですが、後者の体型をそのまま口にして傷つけるようなことがないようにするために使うこともできるのです。

「恰幅」の使い方・例文

「恰幅」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

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