その2「怯む」
「怯む」は「ひるむ」と読み、「怖気づいて尻込みする・気後れする」の意。驚きや恐怖から気力がくじけて萎えるさまを表す言葉です。「竦む」は心の状態も身体の反応としても使えますが、「怯む」は「気持ち(気力)」に用いられる事が多いのが特徴ですよ。
どちらも「恐怖や驚きから尻込みする」という意味で類義語としてふさわしいでしょう。
「竦む」の対義語は?
「竦む」という言葉では対義語は存在しなかったので、「怯む」や「怖気づく」などでも調べてみましたが、明確な答えは出てきませんでした。ですので「竦む」の対義語は存在しない、という結論になります。
「feel weak at the knees」
「竦む」という英単語はないので、「膝がガクガクなる」という意味で「feel weak at the knees」と表現します。これは身体的「怯む」の時に使えますよ。恐怖や緊張する場面で使える言い回しなので覚えておくと便利ですよ。
「give up」
「身が竦む」のように萎縮して身体が縮こまるような時は「give up」、または「(不安で)縮こまる」の意味の「cower」などを用います。文脈に合わせて使い分けましょう。今回のテーマである「竦む」は、「feel weak at the knees」が一番近いニュアンスになりますが、「give up」も合わせて覚えておくことで、伝えたい事をより正確に伝えられるので合わせて覚えておきましょう。
「I feel weak at the knees whenever I got up the high place.」(私は高い場所に行くと足が竦む。)
「I was cower by a sudden thunder.」(私は突然の雷に身が竦んだ。)
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