
「竦む」の使い方・例文
「竦む」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます
1.緊張で足が竦む。
2.男性がいきなり大声を出し、思わず身を竦ませた。
3.講演会の最中にしゃっくりが出てしまい、身の竦む思いをした。
3つの例文を挙げたので一緒に見ていきましょう。例文1はよく表現される言い回しですね。発表会の直前や面接など色んなシーンで経験しますね。例文2は驚きの中に恐怖もあり、思わずビクッとなったさまを表しています。駅のホームでうっかり転んだり、運転中に子供が飛び出してきたりしても「身が竦む思い」をしますよ。例文3は演者が公演の最中にしゃっくりをしたらどうでしょうか?それが学術講演会のようなかしこまった場である程に、穴があったら入りたいくらい恥ずかしいですよね。そんな経験を例文にしてみました。
このように「竦む」という行為は、日常生活で、誰でもさまざまなシーンで体験する動きという事が分かりますね。
その1「怖気づく」
「怖気づく」は「おじけづく」と読み、「恐怖心が沸く・ひるむ」の意。「怖気」は物事を怖がる気持ちを表していて、「つく」は加えると考えて、「一度感じた恐怖心が染みつく」といったイメージになりますよ。単に恐怖心を感じるだけでなく、「思い起こさせる恐怖心を掻き立てる」の意味も含まれています。また「人」に対して使う時は、「相手に対して尻込みする」のようなニュアンスになりますよ。
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