
「足繁く」の対義語は?
「足繫く」の対義語にはどのような言葉が考えられるのでしょうか。関連する言葉を確認しましょう。
「足が遠のく」
「足繫く」の対義語には「足が遠のく」が考えられるでしょう。「足が遠のく」とは「今までよく行っていた場所に行かなくなること」の意。しょっちゅう訪れていた場所に行く回数が減ってしまった場面で使用される言葉です。使い方を例文から学びましょう。例文1は「場所」です。「学生時代に良く通っていたカフェに最近は行っていない様子」を示しています。久しぶりに懐かしのカフェを訪ねてみるのも良いかもしれませんね。
例文2は「疎遠になる」です。「仕事の都合で海外で生活をしているため実家へなかなか帰ることができていないさま」を言い表していますよ。例文1のように「ある特定の場所」を対象に使われることが多い言葉ですが、例文2のように「心理的な距離が離れる・疎遠になる」を示すことがポイントです。特徴をしっかりと覚えておきたいですね。
1.大学を卒業したため、大学時代によく通っていたお気に入りのカフェからは足が遠のいている。
2.昨年から仕事で海外勤務をしている。このため実家へは足が遠のいている。
「visit~frequently」
「足繁く」は「 visit~ frequently」を使って英訳できるでしょう。「visit」は「訪れる・訪問する」の意。「frequently」は「しばしば・頻繁に」です。使い方を例文から学びましょう。例文1は「父は日本料理店によく行っている場面」を表しています。「is+visiting」という現在進行形と「frequently」を一緒に用いることで「日本料理店に通い続けている」という意味を示していますよ。例文2は「彼は一人暮らしをしている祖母の家を良く訪れていた様子」を言い表しています。「visit」も「frequently」もとても重要な英単語です。しっかりと使い方と意味を覚えておきましょう。
1.My father is visiting the Japanese restaurant frequently.
(私の父は日本料理店に足繫く通っている。)
2. He visited his grandmother living alone frequently.
(彼は足繁く一人暮らしの祖母の元を訪れていた。)
\次のページで「「足繁く」を使いこなそう」を解説!/