国語言葉の意味

「足繁く」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「足繁く」について解説する。

端的に言えば「足繁く」の意味は「何度も繰り返し通うこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好き・英語好き・読書好きなライターくふをを呼んだ。一緒に「足繁く」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/くふ

語学好き・英語好き・読書好きなライター。学習塾での経験を活かし分かりやすく丁寧な解説をお届けする。

「足繁く」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「足繫く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「足繁く」の意味は?

「足繫く」には、次のような意味があります。辞書や辞典などで正確な内容を確認しましょう。

1.たびたび行くさま。頻繁に。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「足繁く」

あなたには何度も何度も訪れている大好きなお店やお気に入りの場所はあるでしょうか。「足繫く」とは「同じ場所へ何度も訪れるさま」の意。読み方は「あししげく」です。「足繁く+通う」という形でおなじみかもしれませんね。常連客と認められるほど同じお店に通っている場面やお気に入りの場所に通い続けていることを示す際に使われることが多い言葉です。「違った場所ではなく同じ場所へたびたび行く」という点がポイントですよ。ポイントをしっかりとおさえておきましょう。

「足繁く」の語源は?

次に「足繁く」の語源を確認しておきましょう。「足繁く」の「足」は「人間の足」の意。「繁く」は形容詞の「繁い」の連用形です。「草や木が生い茂っている様子」や「物事が絶え間なく頻繁である様子やしばしば起こっている物事」を意味しています。ここから派生して「足繁く=足が絶え間なくある場所やある相手に向かうさま」や「頻繁に特定の場所に行く様子」を示すようになったと言われていますよ。「足繁く」の由来について理解が深まりましたね。

\次のページで「「足繁く」の使い方・例文」を解説!/

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