
【ドラマ9話】ドラゴン桜(2021)ネタバレわかりやすく解説|起承転結+原作マンガ比較でわかりやすい

この記事では、TBS日曜劇場「ドラゴン桜」(2021)ドラマ9話の見どころ、原作との違いや共通点、さらに作品を楽しむためのトピックスを網羅した。ドラゴン桜キャラクターと、ドラゴン桜が必読書の編集部が解説するメディアだからこそ、原作マンガとの比較付きでどこよりもドラゴン桜を深く掘り下げて楽しみ尽くせる内容になっているぞ。
それでは、スタディZ編集部ライターと一緒に一挙解説していく。
- 第9話のネタバレあらすじ
- 【起】第9話のネタバレあらすじ~共通テストを突破せよ~
- 1.大学入試共通テストまで115日
- 2.生徒たちの帰る場所
- 3.水野、学園売却計画と戦う
- 4.大学入学共通テスト出願!
- 【承】第9話のネタバレあらすじ~受験前最後の模試~
- 5.藤井の苦悩、再び
- 6共通テストの心構え5ヵ条
- 7.最後の模擬試験
- 8.あと一か月、全力を尽くす
- 【転】第9話のネタバレあらすじ~売却問題解決なるか?いよいよ本番~
- 9.売却計画解決へ一歩
- 10.僕は、俺は、私は、絶対に合格する。
- 11.桜木と水野
- 12.共通テスト本番
- 13.不安をコントロールすること
- 【結】第9話のネタバレあらすじ~共通テストの結果と学園売却計画~
- 14.共通テストの結果
- 15.藤井、文転
- 16.学園売却会議
- 17.水野が見つけたものとは
- 18.追加規定の内容
- 19.振り出しに戻る⁉
- 20.次回、最終回!
- 第9話の解説・次回予想
- 感想1.第9話は藤井のエピソードで来たか!
- 感想2.「入試に個性なんていらない、型を覚えろ」
- 感想3.加速していくストーリー
- 感想4.先生たちの結束を感じる回でしたね!
- 感想5.「大学入学共通テストの5箇条」は、マンガ版ででてきたトピックス!
- 感想6.桜木のフリースロー対決は、ドラゴン桜1ででてきたストーリー!
- 感想7.ついに「学園売却」絡みの全登場人物が勢揃い!
- キャスト解説や別のストーリーの解説はこちら!
- 【基本編】解説まとめ、見どころ、キャストの解説はこちら!
- 【前の話】「ドラゴン桜(2021)」第8話のネタバレ解説はこちら!
- 【次の話】「ドラゴン桜(2021)」第10話のネタバレ解説はこちら!
- ドラゴン桜をもっと楽しむならこちら
この記事の目次

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。前作では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つが、果たしてその後を描くドラマでは…?

ライター/Study-Z編集部
ドラゴン桜が必読書の編集部。ドラゴン桜の勉強法を家庭でも実践中。
第9話のネタバレあらすじ
ここから、ドラマのあらすじをまとめていきます。あらすじはいいので感想が読みたい!という人は、日曜劇場『ドラゴン桜2』のドラマ9話の感想・考察のリンクから移動してもらえると、たっぷり5000文字超えの感想から読んでいただけます!
1.大学入試共通テストまで115日
古文の授業を受ける一同。
未だあまり身についていない早瀬に、太宰府先生は黒板を叩き「古文単語は漢字にせよ!」と叫ぶ。
「まめまめし」は「まじめだ」などの意味を持つが、漢字で書くと「忠実忠実し」となり意味をとりやすい。ひらがなで見るよりも漢字に直して考えていく。
つづいて柳先生の数学では、「数学は証明できるかできないかである」と指導される。
確かにそうだが、お前たちの数学は穴の開いたバケツだ、と桜木は言う。
数学は積み上げる教科であるため、四則演算をはじめとして中学レベルの公式証明ができて初めて高校レベルを習得できるということだ。
2.生徒たちの帰る場所
由利の英語でも自由英作文で使える例文を教わり、着々と武器を備えていく。優秀に個性は必要ない。型を身に着けて、読解力を駆使して戦っていく。
その裏で理事室では久美子理事長から東大専科の進行状況についてと売却の件について話が。
水野も生徒たちが合格すれば仕事を失うが「高校って生徒たちが大人になったときに帰れる場所。あのときあの場所でがんばったから、という思い出が支えてくれる」と母校がなくなることを悲しむ。
3.水野、学園売却計画と戦う
なんとかならないか、と悩む一同に水野は提案する。
それは学園売却のためには理事長の承認が必要であるため、理事会で奥田か高原が理事長に立候補するというもの。
そして理事長として選出されるためには運営規則(=寄附行為)によると理事会の過半数の承認がいるので2人以外にもう1人味方につける必要がある。
敵である龍野前理事長と彼の連れてきた外部理事を抜かすと元校長を狙うしかない。奥田が張り切って説得に向かうも既に前理事長の息がかかっており手遅れだった。
何かできることがないかと息巻く水野に、桜木は「お前の仕事はあいつらを合格させることだ」と釘をさす。
それでも合格した後に帰る場所がなくなる生徒たちのことを思い、水野は踵を返し何か役に立ちそうなものを探しに行く。
4.大学入学共通テスト出願!
共通テストはいわば東大入試の一次試験。いよいよ出願のときが来た。
桜木は「お前たちは、去年の今頃この日を想像することができたか」と問う。去年彼らは東大受験など夢にも思っていなかったわけだ。そのときの自分の想像を遥かに越えた自分になれているはず。
そして9人はさらにこれからの未来を想像以上にするための切符になるその出願書を丁寧に書けと指導される。
書けたらミスがないよう両親など第三者に確認してもらうこと。コピーをとり手元に持っておくこと。一同は背筋が伸びる思いで出願書を見つめる。藤井はぼーっとしている様子。
その頃水野も職員室に残って資料を見続けている。

どんなに必死に勉強したって、出願書にミスがあって受験できなかったら意味がない。
たかが出願書と甘くみずにしっかり丁寧に書く。受験生の常識よ!
5.藤井の苦悩、再び
藤井はネットで兄たちの記事を見る。論文が表彰されたようだ。
脳裏に両親の「それに比べて遼は…」と言う声が響く。高校受験で本番で風邪を引き期待を裏切ってしまったことを今も引きずっているのだ。
舞台は専科に戻り、桜木は受験当日まで余計な情報を遮断しろと言う。2週間後に迫る最後の模試は本番同然に受けろとのこと。
そこで定番の心構え5ヵ条が言い渡される。
6共通テストの心構え5ヵ条
その1.終わった教科のことは考えるな
イヤホンで音楽を聴くなどし、無駄な情報で惑わされたり終わった科目のミスに気づいて動揺したりすることを避けよう。
その2.難しい問題にとらわれるな
自分が難しいと感じる問題は周囲にとっても難しい。早く気持ちを切り替えること、解ける問題を優先することが大切になる。
その3.1日目の試験後は一人で帰れ
顔を合わせただけでもお互いの出来が分かって不安になってしまうので連絡も控える。
その4.答えを問題用紙に書いておけ
共通テスト後二次試験までの間に公式の点数開示は来ないため、自己採点の結果を元に倍率などを確認した上で出願先を見極める。マーク式のため問題用紙に丸を付けておけば良い。
その5.自分さえ受かればいいと思って挑め
7.最後の模擬試験
それぞれ全力をぶつけて挑む最後の模擬試験。水野も引き続きヒントを探しているが難航しているようだ。
藤井は中学の同級生らしき人物たちに話しかけられる。龍海の鞄を見てバカにされ、いらだちを見せるが専科の連中を同じようにバカにしていた自分を思い出し引き下がる。
藤井が模試終了後1人で自己採点をし出来が悪く落ち込んでいると、原が姿を現す。
原は「藤井は言いたいことをはっきり言える。東大は意見を交換する場所だから、藤井に向いている。」と告げる。その言葉に元気が出たのか、藤井は笑みをこぼす。

裏表のない原くんの言葉だから、藤井くんも嫌味ととらずに素直に受け止められたのでしょうね。
実は案外相性の良い二人なのかもしれません。
8.あと一か月、全力を尽くす
原と藤井が教室に戻ると、模試の結果が発表される。
瀬戸495点。早瀬568点。小杉810点。岩崎587点。天野634点。原713点。藤井695点。岩井331点。小橋343点。
芳しくない結果に悔しがる一同に、「人が最も苦しいのはどういうときだか分かるか」と桜木は問う。
答えは「がんばっているのに結果が出ないとき」だ。特に受験ではそういうことが多い、落ち込むな、と続けて言うが意外にも生徒たちは前向きな様子。
小橋岩井も今年ダメでも来年やるぜ、とやる気満々だが、藤井はやはり浮かない顔をしている。
9.売却計画解決へ一歩
水野は何のてがかりも見つからず疲れ果てているが、そんな時にふとある封筒を見つける。ついに何か見つけたようだ。
呼び出されたいつものメンバーは息を切らした水野を出迎える。売却を阻止するための糸口を発見したと興奮気味に話す。
こちらに有利な規定があったよう。高原もガッツポーズで「使えるぞ水野」と喜び、教職員の説得を引き受ける。
10.僕は、俺は、私は、絶対に合格する。
共通テストまでのカウントダウンと共に、それぞれの受験への思いが吐露される。
そして迎えた受験前日。専科のメンバーは桜木から「東大に行ったら何をしたいか」という質問を受ける。
言葉にすることで良いプレッシャーをかけるのだという。各々個性的な夢や思いを話すが、藤井だけは言葉に詰まってしまう。
そして桜木に「親や兄貴たちを見返すために行きたいんじゃないのか」と言われ頷き、「お前らが将来口も聞けないくらい偉くなってやる」と宣言し教室は笑いに包まれる。
自分の人生を自分で作れ、という桜木の言葉に一同は胸を熱くする。
11.桜木と水野
夕暮れの教室で水野は自分の受験時代を振り返る。自分がかつて何度も諦めそうになったのを周囲に支えられたように、生徒たちも互いに支え合っていたら良いなとこぼす。
祈ることしかできないと続ける水野に桜木は「あいつらなら大丈夫だ、自分の生徒を信じてやれ」と力強く言う。
そして、水野は桜木の「がんばれ」というたった一言が自分を今でも支えていると改めて感謝の気持ちを述べ、桜木はふっと微笑む。
12.共通テスト本番
受験会場前で集まる9人。瀬戸を中心に円陣を組み気合を入れると力強く踏み出していく。桜木水野はドラゴン桜の前にたたずみ、理事室でも久美子理事長と奥野がやきもきしている。
いよいよ始まる試験。調子が良さそうな面々、瀬戸は休み時間に少し他の受験生の話が耳に入って少し焦る。
心構えを胸にそれぞれ1人で帰路につくが、岩井と小橋が鉢合わせしたり原が小杉を見かけたりするがぐっとこらえて会話をせずバラバラに帰る。
13.不安をコントロールすること
瀬戸は帰り道、バスケットゴールを見つけ桜木とのフリースロー対決を思い出す。
序盤順調な瀬戸は余裕を見せるが、途中外して以降振るわず結局負けてしまう。
桜木は最初から6割程度と計画しており、途中外すことがあっても動揺しなかった。一方瀬戸は最初に2本成功して勝利を意識しすぎたことで失敗したときに焦りが生まれ調子を狂わせたのだ。
大切なのは不安にならないことではなく、不安をコントロールすること。不安を自覚しミスを想定、備えておく。試験中は冷静であることが最も重要なのだ。
瀬戸はここまで振り返りようやく落ち着きを取り戻したよう。

これは東大に限らず受験ではよくみられる事象ですが、受験直前まで模試では順調にA判定を取り続けていた生徒が本番にまさかの不合格になってしまうことがあります。
合格しなきゃ、と過度に意識しすぎてしまい、集中力が削がれて本来の力を発揮することができない。不安をコントロールすることは東大合格に不可欠な能力の一つです。
14.共通テストの結果
引き続き各々学んだことを思い返し取り組む2日目。藤井は時間が足りなく焦っているよう。
翌日回答を写しておいた問題用紙が回収され、答え合わせが行われる。
早瀬738点。岩崎752点。小杉810点。原803点。天野801点。岩井484点。小橋492点。藤井719点。瀬戸620点。
藤井も少し不安だが、特に瀬戸はかなり厳しい点数となってしまった。桜木も「奇跡が起きなければ無理」と言う。
岩井小橋は来年に向けてがんばるよう。瀬戸は「来年受けるよ」と動揺を隠せず教室から出て行ってしまう。
15.藤井、文転
海を眺める藤井の元に桜木が訪れる。落ちるのが怖いのか、と聞くと素直に怖いよと返す。
そして藤井は桜木に再び「なぜ東大に行きたいのか」と問われ、日本一の大学である東大に行かなければ誰も自分のことを認めてくれない、と痛切な叫びをあげる。
そこで桜木が提案したのは「文転」。文科三類を目指せという。理系科目で点数を落としてしまっているため、このまま理科二類を受験するよりも可能性があるからだ。
文系が苦手な数学で差を付けられるため、文転して合格する受験生は多い。
プライドが邪魔をしているようだが、合格してスタートラインに立つことの方が大切だ。
自分のために東大に行け、という桜木の言葉に涙をこぼし藤井は決意する。
教室に戻り頭を下げて国語と日本史を教えてくれと頼み、一同は温かく引き受ける。
16.学園売却会議
久美子理事長は前理事長から学園売却の件で緊急会議を行う旨を告げられる。桜木と水野も顧問弁護士として参加することに。
瀬戸は沈んだまま帰宅し、姉に迎え入れられるも涙が止まらない。桜木も瀬戸の机を見つめ心配そうにしている。
そして迎えた会議のときに意気揚々と向かう水野たち。
ぞろぞろと入ってくる前理事長たち。不動産関連の男たちの他に顧問弁護士も来ているそうだ。
そこに現れたのはなんと岸本だった。さらに坂本・米山も入ってきて水野たちはようやく騙されていたことに気づく。
17.水野が見つけたものとは
仲間だと思っていた坂本らが初めから計画について知っていたことに驚きと怒りを隠せない水野。米山は坂本に恩を感じており、桜木への恨みをにじませる。
本題だが、先日桜木が受け取っていた密告メール通り既に学園以外の周辺の土地が確保されていることを告げられる。
毅然とした態度で拒否する龍野理事長。岸本に東大合格者を5人出すのかと尋ねられ、桜木は「いや、7人だ。」と言ってのける。
負けを認めろという岸本に水野は自ら発見した秘密兵器を披露する。
それは「理事長が理事会の過半数で選任された場合でも、学園に属する全教員の3/4が異議を申し立てた場合には否決される。」という学園運営に関する追加規定。
18.追加規定の内容
東大合格者を5人以上排出し、久美子理事長が約束通り解任される。しかしその後の理事会で前理事長が選任されたとしても教員たちの異議申し立てにより否決されるというわけだ。
教員たちは全員売却に反対しているから前理事長側の人間は理事長になることは不可能だと突きつける水野。
久美子理事長が海外出張していた際に前理事長がこっそり追加申請していたもので、まさか自分の首をしめることになるとは思ってもみなかっただろうと強気の久美子理事長。
久美子理事長側の面々は勝ったと言わんばかりの表情を浮かべるが…。
19.振り出しに戻る⁉
岸本は黙っていたが、急に「本当に3/4以上の教員があなたたちに味方するのかしら」と問いかける。
高原は前もって説得していた教員たちを教室に誘導する。さらに勢ぞろいする教員たちに賛同する側に移動しろと指示すると、なぜか過半数が前理事長側へ行ってしまう。
高原に確認すると「みんな僕の意見に賛同してくれたんだ」と微笑む。元々高原はあちら側の人間だったのだ。
ずっと裏切られていたことに怒りを抑えられない水野に、高原は高らかに「身近なものほど危険をはらんでいる」と告げる。
学園に桜木を呼んだのも利用するためだったのだという。
20.次回、最終回!
瀬戸は本当に今年の受験から離脱してしまうのか。二次試験直前に呼ばれたスペシャル講師とは。それぞれの思いは実るのか。学園売却は阻止できるのか。
次回ドラゴン桜2最終回、東大受験&園売却計画のW大逆転を目撃せよ!

もう最終回目前なのに、このタイミングでまさかの高原先生が裏切り者だったことが発覚なんて!
本当に問題の尽きない学園ですね。最後くらいは皆で笑って卒業したいと切実に思います。
第9話の解説・次回予想
それでは第9話の解説・次回予想をまとめさせていただきます!
感想1.第9話は藤井のエピソードで来たか!
これまで様々な生徒にフォーカスしたストーリーが流れてきましたが、第9話は藤井のエピソードで来たか!態度を改めて東大専科に入ったものの、その後順風満帆とはいきませんね。今回は藤井の葛藤がしっかり描かれていた印象です。
「文転」するのかどうか気になっていましたが、やはり来ましたね。マンガ版「ドラゴン桜2」でも藤井は伸び悩んだ大学入学共通テストの点数をもとに文転を決意するのですが、ドラマ版でもこのシーンの再現があって、マンガ派としても納得の内容です。
「お前は東大に行ってこそ生きられる!」
とマンガ版そのままの名言も桜木から聞くことができました。
マンガでは藤井が大山先生(マンガ名では水口先生)に謝罪するシーンが描かれましたが、ドラマでは東大専科の生徒たちに改めて頭を下げていましたね。覚悟が決まり、自分が生きるために東大にいくことを決心した藤井。これで藤井、完全覚醒といったところでしょう!
感想2.「入試に個性なんていらない、型を覚えろ」
ドラゴン桜の受験哲学にもいろいろありますが、「入試に個性なんていらない、型を覚えろ」という話も桜木の主張のひとつです。
「個を大事にする」ような教育論が目立つ中、すこし逆張りにも思える考え方ですよね。しかしこの発想は受験においてとても大切。型を覚える前に個性を発揮しても、答案用紙がそれを求めていないため、点数が稼げないのですよね。
「入試に個性なんていらない、型を覚えろ」の主張もドラゴン桜2で出てきた話題です。ぜひ読んでみてください!
感想3.加速していくストーリー
第8話までで「夏休み終了」というペースを見て、あと2話で「大学入学共通テスト」「東大二次試験」とイベントを回収できるのか?少し不安になった視聴者もいたのではないでしょうか。
今回でその不安も払拭されましたね!
「大学入学共通テストまであと115日」と刻み始めたところから、加速していくストーリーに引き込まれてしまいました。これまで桜木がしっかりと生徒の心を動かして来たので、信頼関係と安心のもとに勉強を続けてこれた様子がわかりました。
今回で「大学入学共通テスト」が終わり、坂本・米山・岸本らの企みも明るみにでました。次回10話はすべての伏線が回収されることと期待できるので、とても楽しみな展開となりました!
感想4.先生たちの結束を感じる回でしたね!
大山先生、田村先生らはマンガ原作でも桜木派として味方になっていく教員でした。
ドラマでも孤軍奮闘する水野らに寄り添う姿を見ることができましたね。どこか教職員に歓迎されていないムード漂う桜木・水野チームが、しっかりとその努力や手法が認められたようで、筆者も嬉しくなりました!
感想5.「大学入学共通テストの5箇条」は、マンガ版ででてきたトピックス!
今回「大学入学共通テストの5箇条」が出てきましたが、実はマンガ版でも出てきたトピックスです!
内容をおさらいすると以下のようなものでしたね。
その1、2日目の試験が終わるまで答え合わせをするな!
その2、難しい問題にとらわれるな!
その3、1日目の試験後は一人で帰れ!
その4、必ず、答えを問題用紙に書いておけ!
その5、受験とは己と向き合うこと。他人などどうでもいい、自分さえ受かればいいと思って挑むこと
こちらそれぞれマンガで触れられたものが、ドラマでは五箇条としてまとめられた形となっていますね。
ドラゴン桜1でも共通する話題が触れられていたので、マンガ派としてはこのあたりのノウハウが体系だって語られており興奮するポイントです(笑)
また、ドラゴン桜の全体的な流れとして、ストーリー前半は個別科目の勉強法が多く、後半になると「テスト本番のテクニック」の話が増えていきます。
大学入学共通テストのテクニックが語られると、いよいよドラマ版も終盤を迎えているのだ…!と、胸がいっぱいになってきますね。
感想6.桜木のフリースロー対決は、ドラゴン桜1ででてきたストーリー!
今回、桜木と瀬戸によるバスケのフリースロー対決が描かれましたね。こちらはおなじみ、ドラゴン桜1の終盤で描かれた「桜木vs矢島」のフリースロー対決を踏襲していたものと思われます!
受験における勝負強さやメンタルの強さを身に付けさせる、桜木の実践的授業でしたね。
ちなみにドラゴン桜2でも同様の「勝負強さを教える」シーンがあり、天野と桜木による「たたいてかぶってジャンケンポン」が描かれています。このドラマ再現を楽しみにしていたのですが、果たしてどうなるでしょうか?
感想7.ついに「学園売却」絡みの全登場人物が勢揃い!
学園売却のピンチを知り、「寄付行為」にまつわる手続きを利用し、龍野父の計画と戦うことを決意した桜木・久美子チーム。
そしてついにその計画がすべて明らかになった、龍野父・坂本・米山・岸本に…なんと父側に就いていた高原教頭!
いやー、高原教頭の裏切りはなんとも衝撃的でしたね!
半沢直樹における「渡真利忍」を演じていた及川光博さんが高原教頭を務めていたことから、裏切りは絶対になさそうなポジションだと思っていたのですが…。
いやしかし、確かに桜木をそもそも学園に連れてきたのは高原教頭でしたし…。そう考えると、1話目から伏線が貼られていたということで、脚本には一本取られました。
ただでさえ「誰が東大に受かるのか」という結末が気になるドラゴン桜ですが、そこに伝統的・日曜劇場要素が加わり、テレビドラマならではのドラゴン桜が楽しめる出来になっていました。
早く10話が見たいですね!
【基本編】解説まとめ、見どころ、キャストの解説はこちら!
日曜劇場「ドラゴン桜(2021)」について、放送前から「漫画版との違い」「前作との違い」「半沢直樹チームとの関連」「キャストの詳細」「ドラマオリジナル要素」などをまとめたのがこちらの記事。
ドラマ版ドラゴン桜の扉ページとして機能するようにつくっていますので、もし解説の続きが気になる方は、こちらの記事をブックマークしていただくと便利だと思います!
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