理科生物

5分でわかる「木村 資生」日本のダーウィン?遺伝学に影響を与えた遺伝学者を医学系研究アシスタントがわかりやすく解説

よぉ、桜木建二だ。今日は遺伝学の理論について学んでいくぞ。輝かしい研究業績を残したものに与えられる栄誉ある賞、例えばノーベル賞が最高権威であり有名だよな。それ以外にもたくさん素晴らしい研究を称える賞があって、「ダーウィン・メダル」という生物学における最高レベルの賞があるんだ。日本人で唯一それを受賞したのは木村資生(もとお)先生なんだぞ。木村先生の唱えた進化説やその他の有名な進化説について生物に詳しい医学系研究アシスタントのライターmimosa(ミモザ)と一緒に解説していくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/mimosa

もともと文系出身で、独学で生物学、生化学を勉強し、現在医学系研究所の研究アシスタントとして理系の世界へ飛び込んだ。理科が苦手な方へも興味を持ってもらうべくわかりやすい説明を心掛けている。

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進化のしくみ研究の曙期

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進化のしくみについて研究が進んできたのは、19世紀になってからです。冒頭で触れたダーウィンも1859年に有名な『種の起源』を発表していますよ。進化論の曙期の様々な理論について見ていきましょうね。

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用不用説と自然選択説

用不用説と自然選択説

image by Study-Z編集部

19世紀で主流だった、「用不用説」「自然選択説」について説明していきますね。用不用説とは、フランスのラマルクによって彼の著書『動物哲学』(1809年)で提唱されました。用不用説とは、よく使われる器官は発達し、発達した形質が子孫に伝えられて進化が起こるというものですよ。18世紀の中ごろまでは、生物の種は変化しないとされてきましたので、ラマルクによる生物が進化するということを明確にしたのはセンセーショナルなことでした。

「自然選択説」は、ダーウィン自身の著書である『種の起源』(1859年)で提唱されました。これは、「自然淘汰説」とも言いますよ。ダーウィンは、船で世界中を廻って、ガラパゴス諸島のゾウガメやフィンチ(鳥の仲間)などのガラパゴス諸島の固有種の観察によって、生物は1つの種から進化したのではないかと考え、この説を導き出したそうです。

自然選択説の要点をまとめると下記のようになりますよ。

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1.生物は多くの子を産むが、それらの間には違った形質(変異)が見られる。

*例えば、キリンなら、首が長いものとそうでない個体が生まれたとする。

2.これらのうち、より環境に適したものが生き残って子孫を残す。

*前足や首がより長い個体の方が高い位置に生えている葉を食べることができる。

3.自然選択の結果、適した形質が子孫に伝えられ、このような変化が積み重なって進化した。

*だから、キリンは首が長い個体である。

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ダーウィンの自然選択説は、進化のしくみとして、遺伝する変異の存在とそれが自然に選択(淘汰)されることの2つがポイントだな。

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突然変異説

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突然変異説はオランダの遺伝学者ド フリースによって提唱されました。ド フリースは、オオマツヨイグサを栽培して代々自家受精していました。ある時、その中にいくつか変異が突然生じ、さらにそれが遺伝することをド フリースは発見しました。ド フリースは、この現象を突然変異と呼び、突然変異によって新しい種が急速に生じるとする突然変異説を提唱しました。

しかしあがら、突然変異が起こったものは突然変異説は、なぜ突然変異が起こったものが次の世代に受け継がれるのかは検証されていません。

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