その4「身が入らない」
「身が入らない」は「どうにも一生懸命になれない、集中できない、真剣に取り組む事ができない」といった意味合いで使われる表現です。「勉強に身が入らない」などと言いますね。他のことに心を奪われて集中することができない「上の空」と似たような意味を持っていることがわかります。
その5「不注意」
「不注意(ふちゅうい)」は「注意が足りないこと」を意味する表現です。うかつなことや心が行き届かないことを表します。この言葉も「上の空」と似た意味を持つ言葉です。
「上の空」の対義語は?
「上の空」と反対の意味を持つ言葉について見ていきましょう。
その1「夢中」
「夢中(むちゅう)」は「物事に熱中して我を忘れること」を表す言葉です。何かに心を奪われ、他のことが考えられない状態になることを表します。心を奪われているものに集中するということですから、「上の空」とはまったく反対の状態であると言えますね。
その2「脇目も振らず」
「脇目も振らず(わきめもふらず)」は「周りの様子を窺うようなこともせず、一心不乱に集中している様子」を表す言葉です。横を見ることもせず、そのことばかりに集中して心を散らさないということですから、この言葉も「上の空」とは反対の状態を表す言葉であることがわかりますね。
その1「space out」
「space」は「宇宙」や「空間」を意味する単語ですね。これを「space out」と言うと、「ぼーっとする」という意味になります。宇宙の外に行ってしまっているという感じからなんとなく想像できますね。
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