国語言葉の意味

「天賦」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「天賦」について解説する。

端的に言えば天賦の意味は「天から与えられたもの」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元予備校校舎長で教育系ライターのみゆなを呼んだ。一緒に「天賦」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/みゆな

元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。

「天賦」の意味や語源・使い方まとめ

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天賦の才能」という言い回しに登場する「天賦」は「てんぷ」と読みます。「てんぶ」ではありませんので注意しましょう。「優秀そうだな」というニュアンスは分かっていても、正しい意味となると把握できているでしょうか?今回は「天賦」について詳しく解説します。これまで何となく理解していた言葉の意味を正しく知ると、自信を持って使える場面が増え表現力が豊かになりますよ。早速「天賦」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「天賦」の意味は?

「天賦」には、次のような意味があります。

天から賦与されたもの。生まれつきの資質。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「天賦」

天賦」は「天から与えられたもの」、つまり「生まれつき持っている資質」を指します。最もよく使われる表現は「天賦の才能」です。人は誰もが生まれつき備えている才能や資質がありますよね。中でも優れた資質や才能を言い表す言葉は「天才」「秀才」「奇才」など数多くありますが、「天賦の才」もその一つです。

「天賦」の語源は?

次に「天賦」の語源を確認しておきましょう。

」は「上空、上方、空」を意味する言葉ですが、ここではさらに概念が大きくなり「世界、世界を司るもの、神仏」といった超現実的な存在を表しています。こうした概念を「天」と表現するのは古い東洋思想にルーツがあり、日本には古代中国を経て仏教や文化とともに伝わりました。

」はもともと「割り当てる」という意味がありました。「賦課金(その土地の恩恵を受ける者が、国や地方自治体に対して納めるべく割り当てられる金のこと)」と言ったりしますね。転じて「天から与えられたもの、うまれつき」という意味を持つようになりました。

この2つの漢字が重なり「天賦」は「天から与えられたもの、生まれつきの資質」という意味を表すのです。

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