国語言葉の意味

【慣用句】「浮き足立つ」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「浮き足立つ」について解説する。

端的に言えば浮き足立つの意味は「落ち着きを失う」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験した柊 雅子を呼んだ。一緒に「浮き足立つ」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/柊 雅子

イベントの司会や雑誌の記事作成を仕事としてきたライター、柊 雅子。「女性より男性の方が浮き足立つ」と思っている彼女が「浮き足立つ」について解説する。

「浮き足立つ」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「浮き足立つ」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「浮き足立つ」の意味は?

「浮き足立つ」には、次のような意味があります。

1.不安や恐れで落ち着きを失う。逃げ腰になる。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「浮き足立つ」

「明日からの旅行の準備に浮き足立つ」「春になると心が浮き足立つ」

このように「浮き足立つ」を「嬉しくてウキウキ、ワクワクする」という意味で使っていませんか。使っているとしたら、それは誤り。浮き足立つにそのような意味はありません。「浮き足立つ」とは「不安や恐れで落ち着きを失う。逃げ腰になる」という意味をもった慣用句です。

しかしこの浮き足立つを「嬉しくてウキウキ、ワクワクする」という意味だと誤解している人は多く、実際にそのような意味で誤用されている場合も少なくありません。どうしてそうなるのでしょうか。

理由は「浮」という漢字にあります。「浮世」という言葉がありますね。「浮世」は平安時代には「憂世」と表されていました。同じ「うきよ」と読みますが「辛い世の中」という意味です。室町時代になると「憂世」が「浮世」と表記されるようになり、それが江戸時代になると「今を楽しもう」という考え方に変わります。このように「浮かれる」というイメージが伴う「浮」。「浮き足立つ」を本来の意味とは全く異なる「嬉しくてウキウキ、ワクワクする」という意味に解釈してしまう理由がここにあります。

「浮き足立つ」の語源は?

次に「浮き足立つ」の語源を確認しておきましょう。

「浮き足立つ」の語源は「浮き足」。「浮き足」は「つま先立ち」のことです。地面からかかとを浮かしつま先立ちをすると安定感がなくなって不安定になりフラフラしますね。そこから「落ち着かない様子」「落ち着きを失っている様子」を意味するようになり、「落ち着きを失っている」という意味から「逃げ腰になる」という意味になりました。

\次のページで「「浮き足立つ」の使い方・例文」を解説!/

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