3分で簡単キリスト教!イエスの生涯や宗派・日本との関係について歴史オタクがわかりやすく解説
今回は歴史オタクのライターリリー・リリコと一緒にその「キリスト教」についてわかりやすく解説していきます。
ライター/リリー・リリコ
あなたの簡単なプロフィールと、この記事のテーマになぜ詳しいのかを簡単に50文字程度で説明してください。(「その他」はシステムで自動置換するため現状のままでよいです。)興味本意でとことん調べつくすおばちゃん。座右の銘は「何歳になっても知識欲は現役」。大学の卒業論文は義経をテーマに執筆。歴史のなかでも特に古代の国家や文明に大きな関心を持つ。今回の記事は約2000年前に登場し、世界中に広まった「キリスト教」についてまとめた。
1.世界三大宗教のひとつキリスト教のはじまり
地域や民族を越えて世界規模で信仰されている宗教を「世界宗教」といいました。キリスト教もそのひとつで、仏教、イスラム教と並んで世界三大宗教に数えられています。
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三日後に復活するイエス
キリスト教の創始者となるナザレのイエスが生まれた年は、現在私たちが使っている世界基準の年代表記で「西暦元年(1年)」となります。(ただ、実際にはイエスの生まれた年とはずれがあるようです)
さて、その世界基準の年代表記でいうところの紀元後30年ごろのこと。神の愛を説いたナザレのイエスは十字架に架けられ、三日後に復活したとされています。イエスの奇跡を信じた人々が最初に「原始キリスト教団」をつくりました。
最初のキリスト教は、母体となったユダヤ教の分派のひとつだと見なされていました。しかし、イエスの信者だったペテロやパウロらの布教によってユダヤ人、そしてローマ人の間に広がっていきました。そうして、キリスト教徒を増やしていき、ユダヤ教から自立していきます。
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