国語言葉の意味

【慣用句】「目をかける」の意味や使い方は?例文や類語を現役文学部生ライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「目をかける」について解説する。

端的に言えば目をかけるの意味は「気に入って積極的に関わる」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

日本語学を学び学習ライターを経験したfleurを呼んだ。一緒に「目をかける」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/fleur

小学校の頃の趣味は広辞苑を読むこと。日本語学を専攻し、出版社で校正を担当した経験も活かしわかりやすい日本語解説記事を発信する。

「目をかける」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「目をかける」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「目をかける」の意味は?

「目をかける」は、次のような意味を持つ慣用句です。

1 ひいきにする。目に掛ける。「社長に―・けられる」

2 注意して見入る。

「散りかかる花の梢に―・けて日も暮れにけり志賀の山越え」〈丹後守為忠百首〉

出典:デジタル大辞泉(小学館)「目をかける」

「目をかける」は、主に権威のある人物が特定の人物を気に入り意識的に関わることを指します。

学校や会社など、立場がはっきりと分かれている場で使われやすいでしょう。

ちなみに「目をかける」に似ている「お目にかかる」は対面の意味なので注意してください。

「目をかける」の語源は?

次に「目をかける」の語源を確認しておきましょう。

\次のページで「「目をかける」の使い方・例文」を解説!/

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