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【ことわざ】「葦の髄から天井を覗く」の意味や使い方は?例文や類語を日本文学部卒Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「葦の髄から天井を覗く」について解説する。

端的に言えば葦の髄から天井を見るの意味は「 物事の一部分のことしか理解していないのに判断してしまうこと」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は日本文学部卒の現役WEBライター、ヒマワリを呼んです。一緒に「葦の髄から天井を覗く」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/ヒマワリ

今回の記事を担当するのは、日本文学科卒で現役ライターのヒマワリ。専攻は近代文学だが、古典からマンガまで幅広く読んでいる。受験生家庭教師の経験を生かして、「葦の髄から天井を覗く」についてわかりやすく丁寧に説明していく。

「葦の髄から天井を覗く」の意味や語源・使い方まとめ

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葦の髄から天井を覗く」は「よしのずいからてんじょうをのぞく」と読みます。いろはかるたでお馴染みのことわざですが、正しい意味を知っていますか?それでは早速「葦の髄から天井を覗く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「葦の髄から天井を覗く」の意味は?

まず初めに「葦の髄から天井を覗く」の正確な意味を辞書からの引用で確かめてみましょう。「葦の髄から天井を覗く」には、次のような意味があります。

1.細い葦の茎の管を通して天井を見て、それで天井の全体を見たと思い込むこと。自分の狭い見識に基づいて、かってに判断することのたとえ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「葦の髄から天井を覗く」

2.見識が狭いこと

出典:新明解国語辞典(三省堂)「葦の髄から天井覗く」

上記の通り、「葦の髄から天井を覗く」の意味は、物事の一部分しか見ていない、見識が狭い、と言うことです。広い天井を葦の茎の穴から覗いて、ほんの一部分だけ見ただけで全体を判断する、と言うことですね。

「葦」は「あし」「よし」と、二つの呼び方がありますが、このことわざについては「あしのずいから…」とは読まず、「よしのずいから…」と読むのが正しい読み方です。

「葦の髄から天井を覗く」の語源は?

次に「葦の髄から天井を覗く」の語源を確認しておきましょう。

「葦」とは植物の「あし」(よしとも呼ぶ)のことで、「葦の髄」とは「あし」の茎の髄である、中心の空洞のことです。

日本家屋の窓辺にかけてあったり、ホームセンターなどに売っている「葦簀(よしず)」を思い出してください。よしずは葦の茎を編んで作られたものですね。葦の茎は、一本一本がかなり細く、真ん中が空洞になっているのを見たことがあると思います。その小さな穴から天井を見たところでほんの一部分しか見る事ができないでしょう。このことを例えにして、物事のほんの一部分を見ただけで、全てを分かっているように判断をする、と言う意味のことわざ「葦の髄から天井を覗く」ができたのです。

\次のページで「「葦の髄から天井を覗く」の使い方・例文」を解説!/

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