国語言葉の意味

【慣用句】「御茶を濁す」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「お茶を濁す」について解説する。

端的に言えばお茶を濁すの意味は「その場をごまかす」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験した柊 雅子を呼んだ。一緒に「お茶を濁す」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

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ライター/柊 雅子

イベントの司会や雑誌の記事作成を仕事としてきたライター、柊 雅子。インタビューをする時は相手の表情を常にチェック。相手の表情が変わってしまうような質問をした時にはお茶を濁して次の質問へ。そんな彼女が「お茶を濁す」について解説する。

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「お茶を濁す」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「お茶を濁す」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

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「お茶を濁す」の意味は?

「お茶を濁す」には、次のような意味があります。

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1.いいかげんに言ったりしたりしてその場をごまかす。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「お茶を濁す」

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番茶、麦茶、烏龍茶、緑茶…少し前まではお茶と言えばこのくらいの種類しかありませんでした。しかし最近ではどくだみ茶、ごぼう茶、ナタマメ茶…その他にも色々な種類がありますね。

種類の多いお茶ですが「お茶を濁す」のお茶とは抹茶のこと。アイスクリームやチョコレート、抹茶は最近ではさまざまなお菓子に利用されていますね。その抹茶とは葉脈などを取り除いた碾茶(てんちゃ)を石臼で挽いて粉にしたもの。碾茶とは収穫前に日光を遮り、旨みを溜めた茶葉の新芽を蒸した後に高温乾燥させたものです。

この抹茶を抹茶茶碗に2g程度入れ、80度~90度ぐらいのお湯を60ccほど注ぎ、茶せんでシャカシャカとまぜたものを薄茶(お薄)と言い、薄茶の2倍の量の抹茶を使い、80度くらいのお湯を40ccほど注いで練ったものを濃茶(お濃)と言います。

茶道には抹茶の点て方やいただき方に細かなお作法があり、このことが「いいかげんに言ったりしたりしてその場をごまかす」という意味をもつ「お茶を濁す」という慣用句に関わってくるのです。

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「お茶を濁す」の語源は?

次に「お茶を濁す」の語源を確認しておきましょう。

茶せんを使って御茶を点てたことがある人は多くないでしょう。茶せんとは御茶を点てる時に用いる泡立て器のようなもの。竹で作られていて、抹茶茶碗に抹茶を入れ湯を注ぎ、この茶せんでシャカシャカと混ぜればふんわりとした細かい泡ができ、見た目にも美しくおいしい抹茶を点てることができます。

ところが御茶の作法を知らない素人が点ててもそのように上手くはできません。そこで御茶の作法を知らない人が御茶を点てる時にはいい加減にそれっぽく抹茶を混ぜて濁らせ、適当にごまかしていたそうで、それが「お茶を濁す」という慣用句の由来となったと言われています

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