国語言葉の意味

【慣用句】「日日是好日」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「日日是好日」について解説する。

端的に言えば日日是好日の意味は「毎日が良い日」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

国立大で国語学を学んだライターのタケルを呼んだ。言葉の解説を得意としていて、大学時代はクイズサークルに所属していたので雑学にも詳しい。一緒に「日日是好日」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/タケル

某国立大で日本語学を専攻。若い頃は、毎日がモンスターと戦う冒険のような日々が楽しいと考えていた。今では日日是好日であればいいと思っている。年を取ったものだ。とのこと。

「日日是好日」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「日日是好日」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「日日是好日」の意味は?

「日日是好日」には、次のような意味があります。

毎日毎日が無事でよい日であるということ。ひびこれこうじつ。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「日日是好日」

辞書に掲載されている「日日是好日」の意味は「毎日が良い日であること」です。「日々是好日」や「雲門日日是好日」などと表記することもあります。

ところで、気になるのは「日日是好日」の読み方でしょう。前掲の辞書には「にちにちこれこうじつ」または「ひびこれこうじつ」となっています。しかし、実情はこの2つに限られません。「にちにちこれこうにち」が正しいとしているものもありますし、「ひびこれこうにち」と読ませるものもあります。中には「ひびこれよきひ」というのもあり、もはや何でも良いのかと思いたくなるでしょう。なぜそういった事態になっているのかは、次の項目で説明しましょう。

「日日是好日」の語源は?

次に「日日是好日」の語源を確認しておきましょう。出典は、唐末の禅僧である雲門文偃(うんもんぶんえん)の言葉とされます。彼の語録である『碧巌録』(へきがんろく)の第六則で最後にある言葉が「日日是好日」です。前述した「日日是好日」の読み方が統一されていない理由とは、漢文を出典としているからでした。第六則全体の意味はこういった感じになっています。

「かつて雲門は、弟子たちにこう言った。『これまでの十五日間について尋ねたりしないから、今後の十五日間をどう過ごすのか一言述べよ』と。しかし、誰も答えないので自分でこう言った。『日日是好日』であると。」

念のため、このエピソードで雲門は何を伝えたかったのかを補足しておきましょう。立派な僧侶になるとまではいきませんが、人にはそれぞれの将来像があるでしょう。しかし、それらに近付くためには何かしらの努力が必要です。そして、1日1日を大切に過ごさなければなりません。そうして過ごした日々はかけがえのないものとなります。つまり、雲門は充実した毎日を過ごすことの大切さを「日日是好日」という言葉で簡潔に表現したということです。

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