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5分でわかる「オゾン層」!フロンガスとは?温暖化の防止策は?現役理系学生ライターがわかりやすく解説

オゾン層破壊について知ろう

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ここからは、オゾン層に関する環境問題であるオゾン層破壊について解説していきます。オゾン層破壊は、1970年ごろから問題になり、今もなお続いている問題です。この事実からも、オゾン層破壊は、長期間続く深刻な環境問題であることがわかりますよね。

以下では、オゾン層破壊の原因や対応策について述べます。また、オゾン層破壊の対応策は本当に環境に優しいのかということも検証しますよ

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ここからは、オゾン層破壊の問題について学ぶぞ。

オゾン層破壊のメカニズム

オゾン層破壊のメカニズム

image by Study-Z編集部

オゾン層破壊の原因となる物質は、フロンガスですフロンガスは、冷蔵庫やエアコンなどの機器の冷媒として使われる物質ですよ。これらの機器は家電製品としても広く普及していますよね。

このような機器を廃棄する際の分解作業で、フロンガスが大気中に放出されますフロンガスは非常に軽い気体なので、空高くに昇っていきますよ。そして、フロンガスとオゾンが出会うと、化学反応が次々と生じます。化学反応の速度は非常に大きいので、オゾンは次々と破壊されていくのです

フロンガスは、構造中に塩素が含まれています。塩素は、オゾンが分解される際に触媒として作用するのです。フロンガスは、冷蔵庫やエアコンの冷却効率を向上させる夢の技術として期待されていましたが、オゾン層破壊という残念な結果を残してしまいました

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フロンがオゾン層破壊の原因であることを覚えておけ。

オゾン層破壊の防止策とは?

オゾン層破壊の防止策とは?

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フロンガスがオゾン層破壊の原因になっていることがわかり、世界各国でフロンガス製造を禁止または規制する法律が作られました。しかしながら、フロンガスを使用せずに、冷房機器の消費エネルギーを削減することは困難です。

そこで、フロンに代わる代替フロンという物質が開発されました代替フロンは、フロンに含まれる塩素を水素やフッ素などの元素で置換したものです。代替フロンはオゾン層を破壊しません。現在、冷房機器の冷媒として、代替フロンが広く使用されています。

代替フロンの誕生でオゾン層破壊問題は解決されました。しかしながら、その後、代替フロンに関する別の環境問題が注目されるよになりましたよ。次の節で、この問題についても考察してみましょう。

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フロンに代わって、代替フロンが冷媒に使用されるようになったぞ。

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