国語言葉の意味

「ただならぬ」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「ただならぬ」について解説する。

端的に言えばただならぬは「ただならず」の連体形で、意味は「ただごとではない」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

放送局の制作現場で10年の経験を積んだsinpeito88を呼んだ。一緒に「ただならぬ」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/sinpeito88

放送局の現場で10年間、ニュース原稿などを日々執筆。より正確な情報を届けられるよう言葉の探求を続けている。

「ただならぬ」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「ただならぬ」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「ただならぬ」の意味は?

「ただならぬ」は、「ただならず」という言葉の連体形です。よってここでは、「ただならず」の意味を紹介します。「ただならず」は次のような意味です。

1.普通でない。ただごとでない。

2.それどころの程度ではない。

3.ひときわすぐれている。

4.からだの状態が普通でない。妊娠している。

 

出典:デジタル大辞泉(小学館)「ただならず」

「ただならず」には、上記のような意味があります。特に「ただならぬ」と表現して使われるパターンとしては、「普通でない、ただごとでない」や「それどころの程度ではない」「ひときわすぐれている」という意味がほとんどです。「からだの状態が普通でない、妊娠している」はもちろん使うことができます。しかし、現在の「ただならぬ」の活用方法としてはレアケースです。

「ただならぬ」は実態のあるもの以外にも使うことができます。例えば、「ただならぬ雰囲気」や「ただならぬ思い」のように、目に見えたり、形として捉えられるものごと以外を表現する場合にも有効です。むしろ、数字などで表すことができるような具体的な状況に対しては使わない方が良いでしょう。

「ただならぬ」の語源は?

次に「ただならぬ」の語源を確認しておきましょう。

「ただならぬ」は「ただ」と「ならず」がくっついてできた言葉です。意味の一つに「ただごとではない」というものがありましたが、「ただならぬ」は「ただごとではない」が縮められた「ただならず」の連体形となっています。

連体形なので、何が「ただごとではない」のかをその後ろできちんと説明しなくてはなりません。よって、「ただならぬ」という言葉が文の終わりに来るのでは、成立しないということです。質量で表すことができないようなものであってもいいので、きちんとした対象があり、それが「ただごとではない」ということを表す言葉になります。

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