国語言葉の意味

「情誼」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校校舎長がわかりやすく解説!

この記事では「情誼」について解説する。

端的に言えば情誼の意味は「人付き合いする上での人情」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元大手予備校校舎長で大学入試の国語指導歴が長いライターのみゆなを呼んです。一緒に「情誼」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/みゆな

元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。

「情誼」の意味や語源・使い方まとめ

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「情誼」は「じょうぎ」と読みます。日常的に使う言葉ではないので、初めて見たという方も多いのではないでしょうか。ただ人の世を生きていくためには、大切な要素でもあります。正しい意味を知り使いこなせるようになると、表現力がワンランクアップしますよ。

それでは早速「情誼」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「情誼」の意味は?

「情誼」は「情義、情宜」とも書きますが、いずれの漢字でも意味は同じです。

人とつきあう上での人情や誠意。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「情誼」

情誼」は人間関係における義理人情や誠意、思いやりの心といったもの全体を指す言葉です。家族や親族というよりは、節度を持った付き合いが必要な師弟関係友人関係において使われることが多いですね。

有名な作品では芥川龍之介の『忠義』や内田魯庵の『三十年前の島田沼南』に登場します。どちらも明治から昭和初期にかけけ活躍した作家です。「情誼」に少々古めかしい印象があるのは、こうした背景もあります。

「情誼」の語源は?

次に「情誼」の語源を確認しておきましょう。この言葉は漢字1字ずつの意味を知ると、成り立ちが良く理解できますよ。

「情」は「なさけ」とも読み、「物事に感じて起こる心の動きや気持ち、思いやり」を表す漢字です。「誼」は「人のよしみ、親しみ、近しい人間関係」という意味を持っています。

この2文字が重なることで、「心・思いやりのこもった親しい人間関係」という意味になったのですね。

\次のページで「「情誼」の使い方・例文」を解説!/

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