その2「合掌」
2つ目は「合掌(がっしょう)」です。「仏教徒が、顔や胸の前で両の手のひらと指を合わせて、仏・菩薩 (ぼさつ) などを拝むこと」という意味ですね。インドから仏教と共に伝来しました。したがって「合掌」して祈念するのはお寺です。神社では拍手はしますが、「合掌」はしません。
その3「読経」
3つ目は「読経(どきょう)」です。「声を出してお経を読むこと」という意味ですね。元々は経典を人々に広めるために行っていたものでした。最近は読経の行為自体が宗教的な意味合いを持つようになっています。
その4「諷誦」
4つ目は「諷誦(ふうしょう・ふうじゅ)」です。聞き慣れない言葉ですが、こちらも「声を上げて読むこと。特に、経文を読み唱えること」という意味を持っています。
「勤行」の対義語は?
残念ながら「勤行」に対義語はありません。「仏道のお勤め、読経」という意味には反対言葉が存在しようがないですよね。
その1「a religious service」
まず「a religious service」という表現を見てみましょう。「religious」は「宗教的な」という意味、「service」は「サービス、行動、おこない」という意味です。「勤行」が仏教という宗教特有の行動であることを直訳的に表現した言葉になります。
A chief priest went to a religious service held in the morning.
「住職は朝の勤行に向かわれた」
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