
1.猫の額ほどしかない庭だが、家庭菜園を楽しんでいる。
2.近所の公園は猫の額ほどの広さだが、子どたちは楽しそうに遊んでいる。
「雀の涙」の対義語は?
「雀の涙」の対義語にはどのような言葉が考えられるのでしょうか。関連する言葉を確認しましょう。
「枚挙にいとまがない」
「雀の涙」の対義語には「枚挙にいとまがない」が考えられるのでしょう。「枚挙にいとまがない」とは「たくさんありすぎて数えきれないさま」の意。読み方は「まいきょにいとまがない」です。「枚挙」とは「一つ一つ数えること」の意。「いとま」は「休んでいる時間・暇」のことを示しています。ドラマなどで「おいとまします=休暇をとる」というセリフで耳にしたことがある言葉かもしれませんね。「いとま」に「ない」がつくことで「休む時間や余裕のないこと」を表します。これらの言葉を組み合わせて「枚挙にいとまがない=たくさんありすぎて数えきれない様子」を示すようになったとされていますよ。有名な慣用句です。ぜひ、覚えておきましょう。
「chicken feed」
「雀の涙」は英語で「chicken feed」と表現できるでしょう。「chicken feed」は直訳すると「ひよこのエサ」です。「小さなひよこのエサは人間から見ると極めて少量であること」から「雀の涙」を示すとされていますよ。使い方を例文から学びましょう。例文1は「ボーナスがとても少なかった様子」を表しています。例文2は「私にとって高い家賃は友だちには雀の涙ほど安く感じる家賃である場面」を示していますよ。例文のように「chicken feed」は「何かの量が非常に少ない場面」を示す際に用いられる表現です。イディオムとして頭に入れておきたいですね。
1.The bonus I got for the first time was chicken feed.
(私が初めてもらったボーナスは雀の涙ほどだった。)
2.My friernd’s rent is very expensive. However, that might be chicken feed to her.
(私の友人の家賃はとても高い。しかし、彼女にとっては雀の涙ほどの家賃なのだろう。)
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