国語言葉の意味

「無遠慮」の意味や使い方は?例文や類語を読書好きWebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「無遠慮」について解説する。

端的に言えば無遠慮の意味は「遠慮しないこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

接客業で鍛えられた語学力を持つAYAを呼んだ。一緒に「無遠慮」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/AYA

長年接客業で培った「正しい敬語」を武器に、新人教育の経験も豊富なライターAYAが「無遠慮」について読み方から使い方、よくある読み間違いも含めて、分かりやすく解説していく。

「無遠慮」の意味や語源・使い方まとめ

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あなたの周りに「無遠慮」な振る舞いをする人はいませんか?「無遠慮」な人を見たらどう感じるでしょうか?イライラしたり、関わらないように距離を取りたくなったりしませんか?「無遠慮」とは、その振る舞いで人を不快な気持ちにさせてしまうようですね。なぜそう感じるのかを含め、「無遠慮」について詳しく解説していきます。

それでは早速「無遠慮」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「無遠慮」の意味は?

「無遠慮」には、次のような意味があります。

1.遠慮せずに図々しく振る舞うさま。
2.失礼で常識がないさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「無遠慮」

「無遠慮」とは「ぶえんりょ」と読み、「遠慮せずに図々しく振る舞うさま」や「失礼で常識がないさま」の意。好き勝手に振る舞う態度を表す言葉ですよ。子どもはまだ周囲に気を遣うのも上手ではなく、時には思った事をストレートに言って周りをハラハラさせてしまいますよね。ですが子どものそういった振る舞いは「無邪気」と言われます。「遠慮が無い」と「邪気が無い」では大きく違いますよ。つまり「無遠慮」とは「常識をわきまえた大人が、無作法・不躾に振る舞う」から、「遠慮が無く図々しい」と認識されてしまうのです。

「無遠慮」の使い方・例文

「無遠慮」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「無遠慮」の類義語は?違いは?」を解説!/

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