
ライター/sasai
元会社員の現役フリーライター。言葉が好きで文章が好き。読むのも書くのも大好きで、海外小説からビジネス書まで何でも読む本の虫。こだわりをもって言葉の解説をしていく。
1 目の前。すぐ近く。眼前。
2 ただいま。さしあたり。現在。副詞的にも用いる。
出典:Weblio辞書「目下 意味」
「目下」と漢字では書きますが、イメージとしては目の「前」に差し迫る物事を指しています。物理的に何かが目の前にあることだけではなく、まさに目の前にあるような直面している出来事という抽象的な意味も持つ言葉です。転じて「さしあたってすぐ」「とにかくやるべきである」という意味にもなります。
「目下」の読み方とは?
「目下」の読み方は「もっか」となります。「目」という漢字は「もく」とも読めることは広く知られているため、予備知識なしでも「もくか」と読むことはできるかもしれません。
正しくは「もっか」となりますが、これはどちらかというと「もくか」と読むよりも「もっか」と呼んだ方が、話す際にスムーズであるため「もっか」という読み方に落ち着いていると推測できます。
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