国語言葉の意味

【ことわざ】「寝耳に水」の意味や使い方は?例文や類語を日本語教師の大学院生が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「寝耳に水」について解説する。

端的に言えば寝耳に水の意味は「不意の事態に驚くこと」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は、ロシアで2年間日本語教師として働いた大学院生ライターの「むかいひろき」を呼んだ。一緒に「寝耳に水」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間日本語教師として働いた経験を持つ大学院生。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「寝耳に水」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「寝耳に水」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「寝耳に水」の意味は?

「寝耳に水」には、次のような意味が国語辞典に掲載されています。

《「寝耳に水の入るごとし」の略》不意の出来事や知らせに驚くことのたとえ。「―の話」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「寝耳(ねみみ)に水」

寝耳に水」は「ねみみにみず」と読み、「不意の出来事や突然の知らせに驚くこと」という意味のことわざです。元々は「寝耳に水の入るがごとし」という形でしたが、現代では短縮された「寝耳に水」が一般化しています。

睡眠中に耳に水が入ると、もちろんビックリしますよね?「寝耳に水」はまさにその様子を表している言葉と言えるでしょう。

「寝耳に水」の語源は?

次に「寝耳に水」の語源を確認しておきましょう。

「寝耳に水」は、最初は「眠っているうちに洪水が起きて、その水の流れる大きな音を耳にしたように驚く」という意味合いだったと考えられています。それが時代が下るにつれて実際に「寝ている耳の中に水が入ったかのように驚く」という意味合いに変化していったと考えられているそうです。

現存している文献での初出は1625年(江戸時代前半)の『太閤記』。「城中寝耳に水の入たるが如く、驚きあへりつつ」が初出だとされています。意外と新しい言葉ですね。

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