国語言葉の意味

「両成敗」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「両成敗」について解説する。

端的に言えば両成敗の意味は「両者を罰する」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好きで歴史好き、名古屋出身で6年間のライター経験を持つeastflowerを呼んだ。一緒に「両成敗」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/eastflower

今回の記事を担当するのは語学好きで英語、中国語が得意な6年目のライター、eastflower。「両成敗」の言葉の起源やどんな場面で使えるのかをわかりやすく解説していく。

「両成敗」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「両成敗」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「両成敗」の意味は?

まずは「両成敗」の辞書の意味から見ていきましょう。

1. 事を起こした両方を、理非を問わず、同様に処罰すること。「喧嘩両成敗」
出典: 日本国語大辞典(精選版)「両成敗」

2. けんかや争いをした者を、理非を問わないで双方とも処罰すること。戦国時代の分国法にみられ、江戸時代にも慣習法として残っていた。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「喧嘩両成敗」

「両成敗(りょうせいばい)」の「成敗」は、「処罰すること」「罪人などを斬罪すること」、「こらしめること」の意味です。「両成敗」とは辞書に記載されている通り「争いごとをした両者を罰すること」という意味になります。

「両成敗」の語源は?

次に「両成敗」の語源を確認しておきましょう。
現代の民主主義の世の中では裁判が開かれ客観的に罪であるか否かが採決されますが、争いを起こした両者を処罰するという時代もありました。

武家の棟梁(とうりょう)である足利将軍家(あしかがしょうぐんけ)が武家のリーダーとしての統治力が弱まったことを契機に戦国時代に突入していった時代にできた用語だと考えられています。領地を守り、拡大するために戦国大名たちは武装し、強大な軍隊を持つために領地内の規律や法律を厳しくし、年貢などを厳しく取り立てるようになっていきました。犯罪が増えないように規律に違反した者には厳しく処罰を与えるようになっていったのです。そんな中で生まれたのが喧嘩(けんか)を引き起こした者には、理由に関わらず両者を罰する「喧嘩両成敗」の仕組みができていきました。

次のページを読む
1 2 3
Share: