国語言葉の意味

「食い下がる」の意味や使い方は?例文や類語を読書家Webライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「食い下がる」について解説する。

端的に言えば食い下がるの意味は「ねばって争いを続ける」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

さまざまな分野の本に触れ、知識を培ってきた「つゆと」を呼んだ。一緒に「食い下がる」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/つゆと

子供の頃からの筋金入り読書好きライター。むずかしい言葉や複雑な描写に出会っても、ねばり強く読みこんで理解することをポリシーとする。言葉の意味も、妥協なくていねいに解説していく。

「食い下がる」の意味や語源・使い方まとめ

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「食い下がる」の言葉は、意味を勘違いして使っている人も多いのだそう。あなたは大丈夫でしょうか?早速「食い下がる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「食い下がる」の意味は?

「食い下がる」には、次のような意味があります。

1.食いついてぶら下がる。食いついて離れないでいる。
2.強い相手に粘り強く立ち向かい、どこまでも争う。粘り強く追及する。
3.相撲で、相手の胸に頭をつけて前褌(まえみつ)を引き、腰を低くして組む。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「食い下がる」

上の辞書によると「食い下がる」には3つの意味があります。一般的によく使われるのは2の意味。ねばって争いを続けることをさし、「ムゲにされても食い下がってあきらめない」のように使います。スポーツなどで、強い相手に対し大負けせずにこらえたときにも「食い下がってよく頑張った」などと使いますよ。

1の意味は、物理的に食いついて離れないことです。自分より大きな獲物に噛みついた動物が、ブンブン身体を振られてもねばってぶら下がっている様子を想像してみてください。それが「食い下がる」です。小さい犬がバスタオルなどにしっかり噛みついて離れないとき、バスタオルを持ち上げても離さずぶら下がってる状態も「食い下がる」でしょうね。

3の意味は相撲用語です。相撲の世界では、相手の脇に片手を深く差し込み胸の位置に自分の頬を押しつけ、反対の手で相手のまわしをつかむ体勢を「食い下がり」といいます。

「食い下がる」の語源は?

次に「食い下がる」の語源を確認しておきましょう。「食い下がる」は「ねばって争いを続ける」という意味でよく使われます。それは動物が「食いついて離れない」様子から派生したと考えてよいでしょう。

大きな獲物に食らいつき、絶対に離すまいと、身体を大きく振られながらもあきらめない様子。その様子から「ねばる」「争いをやめない」「どこまでも追及する」という意味が生まれたのでしょう。イメージしやすいですね。

\次のページで「「食い下がる」の使い方・例文」を解説!/

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