よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「すたこら」について解説する。端的に言えば「すたこら」の意味は「足早に歩くさま、特に急いでその場を立ち去るさま」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ライターのflickerを呼んだ。一緒に「すたこら」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。
解説／桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター／flicker
仕事柄、言葉からひらめきをもらうことがよくある。「なるほど。そういうことか！」と言葉への知識・関心がさらに一層広がるように、さらに編プロでの編集経験を活かし理解しやすい精確な解説を心掛ける。
「すたこら」の意味は？
「すたこら」には、次のような意味があります。
［副］急いで歩くさま。また、あわてて立ち去るさま。「すたこら（と）逃げ出す」「車道をすたこら歩く」
出典：コトバンク
「すたこら」は現場を急いで離れる様子を表し、単独で述語にかかる修飾語になることが多いです。主体が負い目を感じあわてて現場を急いで離れる様子を表し、身軽さ・素早さの暗示があるでしょう。
「すたこら」の語源は？
次に「すたこら」の語源を確認しておきましょう。「すたこら」は漢字で「廃こら」と書きます。それでは「廃」の漢字の成り立ちに付いて説明しましょう。「廃」は家を表す「まだれ」とやめる意味の音を示す「ハイ」とを合わせた字。人が住むのをやめた家の事から「すてる」「すたれる」意味を表します。
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