

端的に言えばローンチの意味は「立ち上げ」や「参入」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
ビジネスマンとして普段からビジネス用語を使いこなす、副業ライターのたきびを呼んだ。一緒に「ローンチ」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/焚きつけ
平日は一般企業のビジネスマン、スキマ時間は副業Webライターとして活躍している。「ビジネス用語を小学生でも理解できるように」を信条に、分かりやすく解説していく。
「ローンチ」の意味や語源・使い方まとめ

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「株式会社○○が最新アプリをローンチしました!」など、最近よく耳にする言葉だと思います。しかし、意味としてはあまり知られてはいませんよね。そこで、今回はローンチの意味を分かりやすく解説するので、ぜひ参考にしてください。
それでは早速「ローンチ」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。
「ローンチ」の意味は?
「ローンチ」には、次のような意味があります。
立ち上げること。参入すること。始めること。特に、新しい商品などを売り出すこと。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「ローンチ」
「ローンチ」の意味は上記の通りになります。最近ではWebサイトや、Webアプリケーションが新しく開発され世に出された際、使われることが多いようです。IT業界に関するネットニュースや、ビジネス雑誌でもよく見られるのでチェックしてみてください。また、金融業界では有価証券を発行し、市場に発表する際にも用いられます。このように、「ローンチ」は様々な業界で使われているのです。
「ロンチ」や「ラウンチ」と表記される場合もありますが、一般的には「ローンチ」とされます。さて、「ローンチ」という言葉の大まかな意味や使い方を確認したところで、さらに深く掘り下げていきましょう。
「ローンチ」の語源は?
次に「ローンチ」の語源を確認しておきましょう。
日本語カタカナ表記の「ローンチ」は英語で「打ち上げる」や「発射する」を意味する「launch」が由来です。このように「外部に向けて出す」という意味合いから、世の中に向けてサービスや商品を「発射する」、すなわち「発表する」と転用するに至ったと考えられます。
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