国語言葉の意味

「帷幄」の意味や使い方は?例文や類語を元予備校校舎長がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「帷幄」について解説する。

端的に言えば帷幄の意味は「垂れ幕」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元予備校校舎長で国語指導歴の長い教育系ライターのみゆなを呼んだ。一緒に「帷幄」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/みゆな

元大手予備校校舎長、現在は教育系のライター。国語、特に現代文の指導経験が豊富。難解な言葉や表現を中高生がスラスラ理解できるように解説するのが大得意。

「帷幄」の意味や語源・使い方まとめ

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「帷幄」とは見慣れない言葉ですね。読み方は「いあく」です。話し言葉では耳にする機会はほとんどありませんが、歴史に関する話やかしこまった場面で使われます。由来や関連表現を含めて「帷幄」をしっかり理解しましょう。次に「帷幄」を見かけたときに、得意げに人に話せますよ。

それでは早速「帷幄」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「帷幄」の意味は?

「帷幄」には、次のような意味があります。

1.垂れ幕と引き幕。幕。
2.《昔、陣営に幕をめぐらしたところから》作戦を立てる所。本営。本陣。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「帷幄」

「帷幄」とは垂れ幕や引き幕といった「幕」を表す言葉です。また「作戦を立てる本営」という意味もありますが、これは戦において指揮官がいる本陣を幕で囲った様子に由来します。時代劇などで見たことがあるかもしれませんね。

ちなみに中国語にも「帷幄」という言葉があります。読み方は「ウェイウォ」で、意味は「兵営のテント、張り幕」です。

「帷幄」の語源は?

次に「帷幄」の語源を確認しておきましょう。漢字1文字ずつ見ていくと、よく理解できますよ。

」は「とばり」とも読み、室内に垂れ下げて、隔てにする布のことを指します。平安時代の絵巻物で、貴族の屋敷内についたてのような役割を果たしている布を見たことはありせんか?その「ついたてのような布」が「とばり」です。「」も「布」という意味を持っていますが、「上から四方を覆う幕」という意味になります。いわゆるテントの役割を果たすものですね。

「帷」と「幄」、いずれも「四方を覆う、あるいは隔てにする役割を持つ布」という意味を持つ漢字が組み合わさってできたのが「帷幄」です。

「帷幄」の使い方・例文

「帷幄」の使い方を例文を使って見ていきましょう。たとえば以下のように用いられます。

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