
「身から出た錆」の英語での表現は?

image by iStockphoto
日本語の意味と使い方を復習したところで、いよいよ英語での表現を見ていきますよ。英語のイディオムをまずいくつか紹介しましょう。
「身から出た錆」の英語表現1
「You reap what you sow.」は、直訳すると「あなたが蒔いたものはあなたが刈り取る」、つまり自分で蒔いた種からできたものは自分が刈り取らなければならないということです。「as you sow, so shall you reap」と言う場合もあります。「自分で蒔いた種」というわけですね。「身から出た錆」は悪い結果になった時に言いますが、これは良い結果になる場合にも使えます。
1.I’m not sorry that he got punishment. You reap what you sow.
彼が罰を受けたのを気の毒とは思わないよ。身から出た錆だ。
2.Her behavior will get her into trouble, won’t it? You reap what you sow.
あんな態度だと彼女はまずいことになるだろうな。身から出た錆だけど。
「身から出た錆」の英語表現2
「What goes around, comes around.」というのもあります。これは「因果応報」が日本語で一番近いでしょうか。ブーメランを投げれば返ってくるように、行いは自分に戻ってくるという意味ですね。悪い行いには代償を払わなけえればなりませんが、自分が良い行いをすれば良い事が戻ってきますので、これもポジティブな意味にもネガティブな意味にも使えます。
1.Well, what goes around, comes around. You must accept it.
まあ、身から出た錆だよ。受け入れるしかない。
2.You should have thought of it at the beginning. What goes around, comes around.
最初に考えてみるべきだったね。身から出た錆だ。
\次のページで「「身から出た錆」と似たような英語表現・フレーズは?」を解説!/