国語言葉の意味

【慣用句】「呂律が回らない」の意味や使い方は?例文や類語を落語家Webライターがわかりやすく解説!

この記事では「呂律が回らない」について解説する。

端的に言えば呂律が回らないの意味は「舌がよく動かず言葉がはっきりしない」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

現役の落語家でWebライターの晋治を呼んです。一緒に「呂律が回らない」の意味や例文、類語などを見ていきます。

ライター/晋治

現役の落語家でwebライター。20代後半から落語家に入門し、40歳からは兼業ライターに。言葉を生業とする落語家とライターの経験を活かして、わかりやすく言葉の意味を解説する。

「呂律が回らない」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「呂律が回らない」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。読み方は「ろれつがまわらない」です。

「呂律が回らない」の意味は?

「呂律が回らない」には、次のような意味があります。まずは国語辞典で正しい意味を確認しましょう。

「呂律(ろれつ)が回らない」の意味

酒に酔った人や小児などの、舌がよく動かず言葉がはっきりしない様子。 

出典:goo辞書「呂律が回らない」

 

「呂律(ろれつ)」の意味

《「りょりつ」の音変化》物を言うときの調子。言葉の調子。

出典:goo辞書「呂律」

「呂律が回らない」という言葉は、お酒を飲んで言葉がスムーズに出てこなくなったときや、脳の病気などで舌がまわらずに言葉が不明瞭な状態のときなどによく使う言葉。

落語家の私は弁舌なめらか、立て板に水のように話すと言いたいところですが、やり慣れていない落語の演目や稽古不足の時は「しどろもどろ」になって「呂律が回らない」ような状態に陥ることがありました。

そのような時お客様は、口で笑わずに鼻で笑ってくださいます。

「呂律が回らない」の語源は?

次に「呂律が回らない」の語源を確認しておきましょう。

「呂律(ろれつ)」は中国から伝わった雅楽の言葉「りょりつ(呂律)」が転じた語。

音楽の基準とされた12音階のうち、「呂(りょ)」は陰は6音、「律(りつ)」は陽の6音を意味しています。

「呂」と「律」の音階が合わないことを「呂律が回らない」と言うようになりました。

「呂律が回らない」の使い方・例文

「呂律が回らない」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

\次のページで「「呂律が回らない」の類義語は?違いは?」を解説!/

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