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ことわざ「取らぬ狸の皮算用」の意味は?宝くじでやりがち?由来・例文・類語をwebライターがわかりやすく解説!

宝くじ

日本人の生涯年収は、男性2~3億円/女性1.5~2.5億円ほど。宝くじは1等当選金がこれらの生涯年収額を超えるものも販売されていますので、誰しも一度は「取らぬ狸の皮算用」を働かせて、早期リタイアの夢を見たことがあるのではないでしょうか。

しかし億を超える宝くじ1等の当選確率は、高くても0.0000625%程度とのこと。あまり夢を見すぎて宝くじに大金をつぎ込むのも考えものですね。

定期考査・受験

テストや受験において、「取らぬ狸の皮算用」はとても危険な行為です。受験は特にプレッシャーが重くのしかかってきますので、得意科目での高得点など、ついつい甘い算段を立ててしまいがち。

しかしとりわけ志望校の共通試験受験要項が全科目である場合は、どの科目も満遍なく勉強して、科目ごとの難易度の変動に左右されない得点の取り方を目指したほうが安全です。

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どの例でも、「取らぬ狸の皮算用」はリスクの高い行為ってことだな。宝くじに夢見て買いすぎるくらいなら、まだかわいいもんだ。だが投資で皮算用の利益を出すために、焦って信用取引に手を出し始めるのはやめたほうがいい。ありゃあ常に現実を見て損切りできるやつしか勝てない投資方法だからな。

「取らぬ狸の皮算用」はほどほどに

この記事では「取らぬ狸の皮算用」について、身近な事例をまじえて解説しました。

利益を得られるものと見込んで次の計画を考える「取らぬ狸の皮算用」は、楽天的な方が陥りやすいものかもしれませんね。物事を楽観視して舐めてかかるのはいかがなものかと思いますが、悲観的に見すぎることも、精神的にはよくないでしょう。何事もバランスが大切なもの。ときには宝くじに妄想するように、「取らぬ狸の皮算用」に浸ってみるのも一興です。

「取らぬ狸の皮算用」はテスト・宝くじ・投資など、ライフステージを選ばず使用する機会のある言葉ですので、ぜひこの記事を参考に使いこなしてみてください。

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