国語言葉の意味

「靡く」の意味や使い方は?例文や類語を現役塾講師がわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「靡く」について解説する。

端的に言えば「靡く」の意味は「横にゆらめくように動くさま」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

語学好き・英語好き・読書好きなライターくふを呼んだ。一緒に「靡く」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/くふ

語学好き・英語好き・読書好きなライター。学習塾での経験を活かし分かりやすく丁寧な解説をお届けする。

「靡く」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「靡く」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「靡く」の意味は?

「靡く」には、次のような意味があります。辞書や辞典などで正確な内容を確認しましょう。

1. 風や水の勢いに従って横にゆらめくように動く
2.他の意志や威力などに屈したり、引き寄せられたりして服従する。また、女性が男性に言い寄られて承知する

出典:デジタル大辞泉(小学館)「靡く」

「靡く」という漢字を知っているでしょうか。少し複雑な漢字ですね。すぐに読むことができたあなたは素晴らしい漢字力の持ち主です。「靡く」とは「1. 風などに従って横にゆらめくように動くさま 2.他人の威力などに屈して服従すること 3.女性が男性に言い寄られて承知する」の意。読み方は「なびく」です。大きく分けて3つの意味を持つ言葉ですね。1つ目の意味は「花や葉などの植物が風に揺られている様子」を示すことが多いでしょう。2つ目の意味は「強い権力者に従うさま」を表す際に用いられます。3つ目の意味は「男性が女性に声を掛け言い寄る場面」で使用されますよ。3つの意味を覚えておきましょう。

「靡く」の語源は?

「靡く」の語源はありません。ここでは「靡」という漢字を詳しく紹介します。「靡く」の音読みは「ヒ・ ビ・ ミ」訓読みは「なびく・ なびかす・ おごる・ ただれる」です。画数は19画、部首は「非(あらず・ひ)」ですよ。珍しい部首を持つ漢字であることが分りますね。「靡」がつく熟語には「風靡(フウビ)=風が草木をなびかせるようにある時代に大流行するさま」や「奢靡(シャビ)=十分すぎるほどのたぜいたく」がありますよ。知識として身につけておきたいですね。

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