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【四字熟語】「格物致知」の意味や使い方は?例文や類語を元広告会社勤務ライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「格物致知」について解説する。

端的に言えば格物致知の意味は「道理を理解して知識を深めること」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は広告会社で経験を積み、文章の基本と言葉の使い方を知るライターのHataを呼んだ。一緒に「格物致知」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/Hata

以前は広告会社に勤務しており、多くの企業の広告作成経験を持つ。相手に合わせた伝え方や言葉の使い方も学び、文章の作成や校正が得意。現在はその経験をいかし、ライターとして活動中。

「格物致知」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「格物致知(かくぶつちち)」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「格物致知」の意味は?

「格物致知」には、次のような意味があります。

物事の本質をよく理解し、自分の知識を極限まで深めること。

出典:四字熟語辞典(学研)「格物致知」

「格物致知(かくぶつちち)」とは、物事をよく理解して知識や学問を深めること。「格物(かくぶつ)」とは、物事を極限までつきつめること。「致知(ちち)」とは、知識を極めることを意味します。物の道理を追及することで知的判断力を高めることができ、理想的な政治の条件やモットーとしてよく掲げられる言葉です。

なお「致知格物(ちちかくぶつ)」と表記することもありますが、意味は変わりません。

「格物致知」の語源は?

次に「格物致知」の語源を確認しておきましょう。この言葉は儒教の経書に由来します。『礼記』とは、儒教の経典のひとつ。その一篇である『大学』には『三網領(さんこうりょう)・八条目(はちじょうもく)』というものが収録されています。ここにある「致知在格物」という一節がが「格物致知」の由来です。

ところがこの「致知在格物」の解釈には大きく二つの説があります。宋の朱熹(しゅき)は「知を致すは、物に格る(いたる)に在り」と書き下し、“自分の知識を最大限増やすためにはそれぞれの客観的な事物に対して道理を極める必要がある”と解釈しました。これが朱子学(しゅしがく)による説です。一方、王陽明(おうようめい)による陽明学では「知を致すは物を格す(ただす)に在り」と書き下し、“人に生まれつき備わっている良知を最大限明らかにすることが、日常において善悪を正すことになる”と解釈しています。

ほかにも解釈には諸説ありますが、現在の「格物致知」の用法は朱熹の朱子学に近いものです。

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