国語言葉の意味

「ええいままよ」の意味や使い方は?例文や類語を落語家Webライターがわかりやすく解説!

「行雲流水(こううんりゅうすい)」

「ええいままよ」の類義語は「行雲流水」もあります。

行雲流水とは、空行く雲や水のように、深く物事に執着しないで成り行きに任せて行動するたとえ。また、一定の形を持たず、自然に移り変わって淀みががないことのたとえ。

「行雲」は空行く雲。「流水」は流れる水。諸国を修行してまわる禅僧のたとえにも用いられ、「流水行雲(りゅうすいこううん)」ともいいます。

「ええいままよ」の対義語は?

「ええいままよ」の対義語はなんでしょうか?

「強制する」

「ええいままよ」というのは、「成り行きに身を任せる」という意味なので、対義語は「強制する」となります。

「強制する」の意味は、権力や威力によって、その人の意思に関わりなく、あることを無理にさせること。

「ええいままよ」の英訳は?

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引き続き、「ええいままよ」の英訳を見ていきましょう。

「what will be ,will be」

what will be.は「未来に存在すること」という意味です。

what will be,will beは、「未来に存在することは、未来に存在する」となりますが、さっぱり意味が分かりませんよね。

これはつまり「なるようになるさ」という意味になります。

英語の決まり文句ですね。

「ええい、ままよ。明日は明日の風が吹くさ」という意味ですね。

 

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スペイン語で有名な「Que sera sera (ケセラセラ)」も「ええいままよ」「なるようになるさ」という意味だが、実際はスペイン語の文としては非文法的であり、スペインで用いられた歴史もないそうだ。英語圏のみで使われたフレーズで一種の疑似外国語であると考えられているぞ。

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