理科生態系生物

とくに覚えておきたい「生物分布の法則」4選!ベルクマンやアレンなどについて現役講師がわかりやすく解説します

この記事では、色々な「生物分布にみられる法則」をまとめていこう。

高校の生物学では、非常に様々な分野を学習する。細胞やDNAの話から始まり、神経やホルモンのはたらき、各種内蔵の役割や構造、遺伝、生態系、生物の分類、進化、生物分布などです。これらのうち、生物の分布についての項目では、いくつかの”法則”の名前や、その内容を覚えなくてはならない。今回は主だったものを紹介してもらおう。

大学で生物学を学び、現在は講師としても活動しているオノヅカユウが解説するぞ。

ライター/小野塚ユウ

生物学を中心に幅広く講義をする理系現役講師。大学時代の長い研究生活で得た知識をもとに日々奮闘中。「楽しくわかりやすい科学の授業」が目標。

生物分布にみられるいくつもの”法則”

地球上にはあらゆる環境に動植物が生息しています。大きいもの、小さいもの、肉食のもの、草食のもの、カラフルなもの、地味なもの…生物は非常に多様です。たとえ同種であっても、「南部と北部では色が違う・大きさがかなり違う」などというような地域差がみられることもあります。

「さまざまな生物は、この地球上にどのように分布しているのか?」「何が生物の分布域を決定するのか?」に疑問をもった科学者たちは、色々な生物とそれらの住む環境を調査・観察し、ある程度の傾向やルールを見出してきました。それらが、この項目で学習する生物分布の”法則”です。

\次のページで「1.ベルクマンの法則」を解説!/

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