国語言葉の意味

「たじろぐ」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「たじろぐ」について解説する。

端的に言えばたじろぐの意味は「ひるむ」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

情報誌系のライターを10年経験した柊 雅子を呼んだ。一緒に「たじろぐ」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/柊 雅子

イベントの司会や雑誌の記事作成を仕事としてきたライター、柊 雅子。「あなたはたじろぐことなんかないもんねぇ。どちらかというとたじろがす方だもんねぇ」と夫にいわれた彼女が「たじろぐ」について解説する。

「たじろぐ」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「たじろぐ」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

 

「たじろぐ」の意味は?

「たじろぐ」には、次の様な意味があります。

1.相手の勢いに圧倒されて、ひるむ。しりごみする。

2.ひけをとる。劣る。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「たじろぐ」

現代では「たじろぐ」という言葉を「ひけをとる。劣る」という意味で用いることはありません。「たじろぐ」「相手の勢いに圧倒されて、ひるむ。しりごみする」という意味で用いられています。では「たじろぐ」と「ひるむ」、この二つの言葉にはどのような違いがあるのでしょうか。

「たじろぐ」と「ひるむ」の違いを熊の親子の子別れを例に考えてみましょう。

繫殖期を迎えると母熊と子熊は子別れの時期を迎えます。子別れの時期を迎えた母熊はすり寄ってくる我が子に対して、牙をむいたりしますよね。予想外の攻撃的な行動をとった母熊に対して子熊は動揺し、一瞬後退りをしてしまいますこれが「たじろぐ」ですね。

しかし子熊は子別れを理解していないため、何度も何度も繰り返し母親に近づこうとします。そんな子熊に対し徹底して追い払おうとする母熊、攻撃性も増すばかり。そんな母熊に恐怖を感じ始めた子熊は怖じ気付き、やがて母親に近づくことができなくなってしまうのですが、これが「ひるむ」という状態。こうして子熊は母熊の下を去っていくのです。

相手の思いがけない迫力に驚き、後退りすることが「たじろぐ」。そして相手の迫力に恐怖感を覚え、身動きできなくなる状態を「ひるむ」と言うのですね。

「たじろぐ」の語源は?

次に「たじろぐ」の語源を確認しておきましょう。

たじろぐの語源は古語の「たじろく」。室町時代以前から用いられていた言葉です。

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