
端的に言えば軽はずみの意味は「軽率」ですが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
接客業で鍛えられた語学力を持つAYAを呼んです。一緒に「軽はずみ」の意味や例文、類語などを見ていきます。
ライター/AYA
長年接客業で培った「正しい敬語」を武器に、新人教育の経験も豊富なライターAYAが「軽はずみ」について読み方から使い方、よくある読み間違いも含めて、分かりやすく解説していく。
「軽はずみ」の意味や語源・使い方まとめ

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「軽はずみ」な言動をしたことはあるでしょうか?または他の人に対して「軽はずみだな」と感じたり、自身で後悔してしまった経験をしたことはないでしょうか?私は若気の至りと言いましょうか、熟考せずに軽はずみな事を言って浅はかだったなぁと後悔した経験がたくさんありますよ。そんな「軽はずみ」という言葉について詳しく解説していきます。
それでは早速「軽はずみ」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。
「軽はずみ」の意味は?
「軽はずみ」には、次のような意味があります。
1.その時のはずみで、深い考えもなしに言ったりしたりする事。
2.ちょっとした事。軽妙な事。またはそのさま。
3.軽率。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「軽はずみ」
「軽はずみ」とは、辞書では「かるはずみ」と読み「考えなしで言ったりしたりする事・軽率」の意と定義されています。
例えば学生の時に夏休み前などに先生から「軽はずみな行動は慎むように」と言われませんでしたか?この場合の「軽はずみな行動」とは、カラオケやお祭りに行ったり夜遅くまで遊ぶといった、学生が本来するべきでない行動を指していますよ。大人の場合だと、相手を思いやらない無思慮な言動や軽率な振る舞いなどが「軽はずみ」と指摘されますよ。
このように「軽はずみ」とは、思慮が足りなかったり慎重でない言動を表す言葉です。「軽はずみな言動」や「軽はずみな行動」といった使い方をします。
「軽はずみ」の使い方・例文
「軽はずみ」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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