国語言葉の意味

「詳らか」の意味や使い方は?例文や類語を元教員Webライターが解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「詳らか」について解説する。

端的に言えば「詳らか」の意味は「物事の詳細がはっきりしているさま」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

元教員のWebライター、神シゲを呼んだ。一緒に「詳らか」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

kamishige42

ライター/神シゲ

元教員Webライター。現役のころは語学研究に没頭していた。日本語の微妙なニュアンスをわかりやすく伝えていく。

「詳らか」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「詳らか(つまびらか)」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「詳らか」の意味は?

「詳らか」には、次のような意味があります。

[形動][文][ナリ]《「つばひらか」の音変化。古くは「つまひらか」》くわしいさま。物事の細かいところまではっきりしているさま。「―な事情」「内容を―にする」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「詳らか」

「詳らか」は詳細の「詳」が当てられていることからもわかるように、「詳しい点まではっきりとしているさま」を表します。「詳らかな状況を説明する」といえば、話者は状況の詳細まで把握しているということです。

「審らか」という表記もできますが、どちらも常用漢字ではないため、新聞などでは平仮名で「つまびらか」と表記されます。

「詳らか」の語源は?

「ツマビラカ」は平安時代に漢文訓読で用いられた「ツバヒラカ」が音変化したものです。変化は音のみで、意味は当時も今も変わりません。辞書では今でも「ツバヒラカ」の読み方が索引されています。

たしかに「ツバヒラカ」よりは「ツマビラカ」のほうがまだ少し言いやすいかもしれません。とはいえ、どちらも数回聞いたくらいでは覚えられなさそうですね。

「詳らか」の使い方・例文

「詳らか」はどのように使われるのでしょうか。まずは例文を見てみましょう。

1. そのトラブルの原因を詳らかにしなさい。

2. 彼は自分の過去が詳らかになったことを喜んだ。

3. その子供用の参考書は用例まで細かく記載されていて、大変詳らかだ。

「詳らか」は日常会話で使われることはほとんどありません。ビジネスレターなどで用いられることが多いです。企業や政治家の発言や報告文で聞くことがありますね。下記のような文章はよく使われています。

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