

端的に言えばしょげるの意味は「元気がなくなる」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
接客業で鍛えられた語学力を持つAYAを呼んだ。一緒に「しょげる」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二
「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。
ライター/AYA
長年接客業で培った「正しい敬語」を武器に、新人教育の経験も豊富なライターAYAが「しょげる」について読み方から使い方、よくある読み間違いも含めて、分かりやすく解説していく。
「しょげる」の意味や語源・使い方まとめ

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「しょげる」という言葉をご存じでしょうか?若い人はあまり使わないかもしれませんが、聞いた事はあるでしょう。「仕事が上手くいかなくてしょげる」や「彼とケンカしてしょげる」などの使い方をしますよ。
それでは早速「しょげる」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。
「しょげる」の意味は?
「しょげる」には、次のような意味があります。
1.失敗や失望でがっかりして元気でなくなる。
2.しゅんとする。
出典:デジタル大辞泉(小学館)「しょげる」
「しょげる」とは、「失敗や失望で元気がなくなる・しゅんとする」の意。端的に言うと「がっかりする」のニュアンスですね。漢字で表すと「悄気る」になります。難しいので漢字表記だと読めない人が多いかもしれませんね。
日常で「しょげる」場面はいくらでもありそうですよ。テストの点が悪かったり自信があったプランが会議で通らなかったりと、老若男女誰でも経験があるのではないでしょうか。「しょげる」とは、がっかりしたり失敗によって気持ちが落ち込んでしまう状態を表す言葉になりますよ。
「しょげる」の使い方・例文
「しょげる」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。
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