
その2「mind」
「mind」を動詞で用いた場合、「気にかける」「注意する」といった他動詞になります。他動詞のため、「意に介する」の意味で用いるためには受動態にする必要がありますね。前者の意味では通例否定・疑問文で、後者の意味では通例命令法で用いられることが多いです。
その3「worry」
「worry」を自動詞で用いた場合、「心配する」といった意味となります。「意に介する」と似ている部分もありますが、「worry」は他動詞で「心配させる」といった使われ方をすることもありますね。

今回は「意に介する」という慣用句について説明してきた。単純な意味ではあるが、調べていく内に奥が深い言葉であることが理解できたと思う。他にも「意」を含む慣用句はたくさんあるから、気になる人は調べてみるのもいいかもしれないな。
「意に介する」を使いこなそう
この記事では「意に介する」の意味・使い方・類語などを説明しました。否定形で使われることがほとんどなこの言葉ですが、皆さまは正しく使うことができていたでしょうか。別に間違っていても「意に介さない」なんて言ってはいけませんよ。語彙力や表現力を深めることは日常生活においても大切なことですから。