国語言葉の意味

「どんちゃん騒ぎ」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「どんちゃん騒ぎ」について解説する。

端的に言えばどんちゃん騒ぎの意味は「ばか騒ぎ」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

大手企業に35年以上勤務し、仕事でたくさんの文章を扱ってきたベテランのKAIKAIを呼んだ。一緒に「どんちゃん騒ぎ」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/KAIKAI

東京の大手企業に35年以上勤務し、仕事でたくさんの文章を扱ってきた経験を持つ。学生時代から国語が得意で言葉の意味には自信あり。

「どんちゃん騒ぎ」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「どんちゃん騒ぎ」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「どんちゃん騒ぎ」の意味は?

「どんちゃん騒ぎ」には、次のような意味があります。

太鼓・三味線などの鳴り物入りでにぎやかに遊ぶこと。また、そのような騒ぎ。「優勝を祝ってどんちゃん騒ぎする」

出典:デジタル大辞泉(小学館)コトバンク「どんちゃん騒ぎ」

「どんちゃん騒ぎ」(どんちゃんさわぎ)は、酒宴や祭礼、祝賀会などで、歌ったり踊ったりして楽しく騒ぐことです。話し言葉であり、文章で使われることはあまりありません。歌舞伎の音楽を語源とするもので、「どん」は太鼓の音、「ちゃん」は鐘の音の擬音語となっています。鳴り物入りでにぎやかに楽しんでいる様子が伝わってきますね。

「どんちゃん騒ぎ」の語源は?

「どんちゃん」は、もともとは歌舞伎の音楽のことで、いくさの場面といった時に太鼓やどらをドンドン、ジャンジャンとならすことがその起源です。江戸時代の国語辞典「俚言集覧」には、「どんちゃん ドンは鼓声也、チャンは鐘声也」と記載されています。これが転じて飲酒して、歌ったり踊ったりして陽気に騒ぐ状態を言うようになりました。

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