国語言葉の意味

「一息つく」の意味や使い方は?例文や類語を日本語教師の大学院生が解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「一息つく」について解説する。

端的に言えば一息つくの意味は「少しの間休む」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

今回は、ロシアで2年間日本語教師として働いた大学院生ライターの「むかいひろき」を呼んだ。一緒に「一息つく」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/むかいひろき

ロシアの大学で2年間日本語教師として働いた経験を持つ大学院生。その経験を武器に「言葉」について分かりやすく解説していく。

「一息つく」の意味や語源・使い方まとめ

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それでは早速「一息つく」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「一息」の意味は?

残念ながら「一息つく」の形では国語辞典に掲載されていません。そこで、まずは「一息」の意味について見てみましょう。「一息」には次のような意味があります。

1.一度息をつくこと。一呼吸。また、ひとやすみ。「―入れる」「これで―つける」
2.一呼吸するだけの短い間。一気。「ぐっと―で飲み干す」
3.仕事などを休まずにやってしまうこと。「―に書きあげる」
4.すこしの努力。ひとがんばり。「もう―で頂上だ」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「ひと‐いき【一息】」

「一息」には4つの意味があります。そのうち「一息つく」に関連するのは1番目と2番目の意味です。「一呼吸できるくらいの時間で短く休む」ことを「一息つく」といいます。ただ、実際の休む時間の長さは一呼吸の時間より長いことが多いですね。よって、「一息をつく」の意味は、「少しの間休む」となります。

「一息つく」は「ひと息つく」と、「一」をひらがなで書く場合もありますが、「一息つく」も「ひと息つく」も、どちらでも問題ありません。

「一息つく」の語源は?

次に「一息つく」の語源を確認しておきましょう。

残念ながら「一息つく」や「一息」の語源はよくわかっていません。「一息」という言葉については、室町時代(14世紀後半)の『太平記』の「寄手の大勢進兼て〈略〉一気(ヒトイキ)休てぞ支へける」が現存する文献からの出典です。

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