国語言葉の意味

「都度」の意味や使い方は?例文や類語を雑学大好きwebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「都度」について解説する。

端的に言えば都度の意味は「ことあるごとに」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。

国立大で国語学を学んだライターのタケルを呼んだ。言葉の解説を得意としていて、大学時代はクイズサークルに所属していたので雑学にも詳しい。一緒に「都度」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/タケル

某国立大で日本語学を専攻。体調管理のため、疲れたらその都度休むようにしている。ただし、その休憩が1、2時間になりがちなのが悩みだ。

「都度」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは早速「都度」の意味や語源・使い方を見ていきましょう。

「都度」の意味は?

「都度」には、次のような意味があります。

物事が行われるたびごと。毎回。「帰郷の都度墓参りをする」

出典:デジタル大辞泉(小学館)「都度」

都度」は「つど」と読みます。「とど」ではありません。

意味は「物事が行われるたび、毎回」です。何か物事があってひと区切りついた後のそのタイミングごとに、という意味となります。

「都度」の語源は?

次に「都度」の語源を確認しておきましょう。

「都」は「すべて」、「度」は「たび」を表します。「都」という漢字は「都会」や「首都」など、「みやこ」という意味で使われることが多いですが、「統べる、まとめる」や「すべて、ことごとく」などの意味もあるのは意外に知られていないでしょう。「都度」の「都」はそのうちの「すべて」という意味です。よって、「都度」は「すべて」と「〜のたび」、つまり「毎回、ことあるごとに」という意味になります。

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