国語言葉の意味

「はたまた」の意味や使い方は?例文や類語を現役学生ライターが解説!

「はたまた」の使い方・例文

「はたまた」の使い方を例文を使って見ていきましょう。この言葉は、たとえば以下のように用いられます。

1.彼女があの森で目撃したのは河童か、天狗か、はたまた妖精か。


2.その女性はこれから始めるダイエットをどの方法にするかについて、運動か、食事制限か、はたまたそのどちらもかで悩んでいた。


3.彼女に告白するためにデートの機会を得たが、最近話題のてんぷら屋か、はたまた大手の人気寿司屋やか、どちらが彼女がよろこぶだろうか。

「はたまた」は、二つや三つの別の方向に対してどの方向にいくか迷っているという様子を表現することがわかりますね。大体の場合は二択で「Aか、はたまたBか」という用い方をしますが、選択肢が三つある場合は「Aか、Bか、はたまたCか」という用い方をします。あまり選択肢が多くなると究極の選択という感じが薄れるので、多くても三つほどに抑えることが好ましいです。

「はたまた」は日常会話の中で用いられることは少ないものの、舞台や小説などのセリフやテレビなどのエンタメの文面上で多く用いられます。「はたまた」の正しい使い分け方を覚えておくと、自分が何か作品を作り出すときに役に立つかもしれませんよ。

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「はたまた」は古語のような印象なので難しい表現だと感じてしまいがちだが、実は舞台や小説、テレビなど日頃から接している親しみ深いものによく用いられている言葉だったんだな。「はたまた」の漢字表記である「将又」を知っている人は本当にごくわずかだと思うが、この機会に覚えておくと「はたまた」の意味をより深理解することができるぞ。

「はたまた」の類義語は?違いは?

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次に、「はたまた」の類義語とその使い分けを見ていきましょう。

「翻って(ひるがえって)」

「はたまた」の対義語は、「翻って」で読み方は「ひるがえって」です。「翻って」とは、「これとは反対に」「別の方向では」という意味を表現します。それぞれ別の特徴を持った方向性のそのどちらか?という疑問を提示する「はたまた」とは意味が類似していることがわかりますね。

しかし「はたまた」が別々の方向性の間に立っているとしたら、「翻って」は一つの方向を主軸としてその方向とは反対のもう一方の物事を提示するときに用います。つまり、「A案から翻ってB案になった」という場合であればA案が主軸になっているという事ですね。「「はたまた」の場合はA案にもB案にも属することなく客観的にその二つの選択肢を吟味しているというイメージです。よって「はたまた」と「翻って」を用いる場合には、主軸がどこにあるのかというところに注目して使い分けましょう。

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