国語言葉の意味

「私情」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説!

よお、ドラゴン桜の桜木建二だ。この記事では「私情」について解説する。

端的に言えば私情の意味は「個人的な感情」だが、もっと幅広い意味やニュアンスを理解すると、使いこなせるシーンが増えるぞ。
読書家ライターの伊勢雄真を呼んだ。一緒に「私情」の意味や例文、類語などを見ていくぞ。

解説/桜木建二

「ドラゴン桜」主人公の桜木建二。物語内では落ちこぼれ高校・龍山高校を進学校に立て直した手腕を持つ。学生から社会人まで幅広く、学びのナビゲート役を務める。

ライター/伊勢雄真

理工学部に所属する現役大学生。読書が好きで自然科学分野から人文学・社会科学まで幅広く読む。
読書で培った様々な知識と理系の勉強で養った論理的思考力で、みなさんを「私情」の奥深い世界に誘おう。

「私情」の意味や語源・使い方まとめ

image by iStockphoto

それでは、さっそく桜木先生と一緒に「私情」の意味を見ていきましょう。

「私情」の意味は?

「私情」には、次のような意味があります。まずは、辞典で私情を引いてみましょう。

1.個人的な感情。私意。
2.利己的な心。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「私情」

私情は「しじょう」と読みます。意味は上記の通りです。

意味についてさらに見ていきましょう。まず、1.の個人的な感情というのが中心的な意味ですね。これに、願望という要素が強くなったとき、2.の利己的な心という意味が生まれます。「利己的」の意味も辞書で確認しておきましょう。次の引用をご覧ください。

1.自分の利益だけを追求しようとするさま。

出典:デジタル大辞泉(小学館)「利己的」

読みは「りこてき」です。利が「利益」、己は「自分」という意味を表しています。自分の利益ということですね。利己的の対義語は「利他的」となります。「他人の利益」という意味です。こちらも併せて覚えておきましょう。

\次のページで「「私情」の使い方・例文」を解説!/

次のページを読む
1 2 3
Share: