「嫉み」の対義語は?
それでは続いて対義語を見ていきましょう。
「無関心」
「嫉み」という感情が生まれるのはどういう形であれ、相手に対して関心があるから。
関心が無ければ嫉妬心も生まれません。なので「嫉み」の対義語は「無関心」ということになります。
英文1. I celebrated his success, but there was jealousy in my heart.
私は彼の成功を祝ったが、心の中には嫉みがあった。
英文2. I was green with envy because he bought a villa.
彼は別荘を買ったので、私は嫉み心をもった。
英文1の「jealousy」が「嫉み」という意味。「jealousy」は劣等感という意味を含んだ「嫉み」を表します。なので、この英文は「口先では彼の成功を祝ったが、心の中では劣等感を含んだ嫉みがあった」という意味になりますね。しかし最近では若者を中心に「jealousy」という単語がポジティブな意味合いで用いられるようになってきています。
英文2の「I was green with envy」という表現、これが「嫉み」という意味ですが、これはかなり強い嫉妬心を表す表現です。西洋では妬みや羨望を表す「green」(緑色)。これはシェイクスピアが嫉妬や羨望を「green」を用いて表現したことに由来します。
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